【試合結果】3月25日(土)HOME 広島ドラゴンフライズ第1戦
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3月25日(土)観音寺市立総合体育館で行われたHOME広島ドラゴンフライズ第1戦の試合結果です。
【BOX SCORE】
香川(KAGAWA) 77 - 87 広島(HIROSHIMA)
第1Q 18 - 28
第2Q 13 - 23
第3Q 23 - 13
第4Q 23 - 23
【スターティング5】
香川:#5溝口選手、#11タプスコット選手、#15坂東選手、#19徳永選手、#41高田選手
広島:#2朝山選手、#5山田選手、#18鵤選手、#21ラマート選手、#24田中選手
【主な活躍選手スタッツ】
香川
#11タプスコット選手 29得点9リバウンド4アシスト6スティール
#15坂東選手 16得点
#19徳永選手 11得点
広島
#0エンダイ選手 10リバウンド2ブロックショット
#7坂田選手 8得点3アシスト
#12ディロン選手 26得点3ブロックショット
#21ラマート選手 13得点7リバウンド
#24田中選手 11得点
【入場者数】549名
【試合戦評】
■第1Q 18 – 28
先制点は広島#21ラマート選手のインサイド、しかし香川も#15坂東選手がジャンプシュートで得点する。続けて相手のボールをスティールすると、これを#11タプスコット選手がインサイドで決め、連続得点。続いて広島#21ラマート選手にフリースローで1点返されるも、再び相手のターンオーバーを#41高田選手がファストブレイクに持ち込み、ファウルをもらい追加点を奪う。しかしそこから広島の日本人選手に連続してミドルシュートで点を奪われ逆転を許すと、オフェンスでもターンオーバーが出てしまい、簡単にリードされてしまう。香川も#5溝口選手が難しい体制から決めると、#15坂東選手もドライブで切り込み連続得点を取るが、広島#24田中選手の3Pがゴールネットを揺らす。その後も香川#41高田選手、#11タプスコット選手が#21ラマート選手を相手にインサイドで得点をするも、再び広島#24田中選手の連続3Pが炸裂し、点差は縮まらない。香川も#13近選手のアウトサイドで追撃を狙うが、広島#36仲摩選手に連続して決められ、10点差で第1Q終了。
■第2Q 31 – 51 (13 - 23)
続く第2Qは#19徳永選手が落ち着いてミドルシュートを決めて香川が先制する。香川は続いて1-3-1のゾーンで相手からスティールを奪うと、#15坂東選手が3Pシュートでファウルをもらい、これをきっちり3本決めて点差を5点に縮める。しかしそこから広島の#0エンダイ選手のインサイドや#12ディロン選手の3Pなどの怒涛の連続得点に遭い、一気にリードを二桁に戻されてしまう。香川もオフェンスリバウンドでチャンスを繋ぎ、#0大澤選手がブザーぎりぎりでミドルシュートを決めるも、広島#12ディロン選手にリバウンドからそのままレイアップに持ち込まれ、続けて#21ラマート選手にもレイアップを決められてしまう。香川も#0大澤選手のアシストから#15坂東選手の3Pが決まるが、プレスディフェンスをしかけるも広島に難なく攻められ、イージーショットで返される。その後も広島の#12ディロン選手を基点としたオフェンスを止めることが出来ず、20点差とリードを広げられて前半終了。
■第3Q 54 - 64(23 - 13)
最初は広島#5山田選手のインサイドのプレイにバスケットカウントを与えてしまい、広島から先制。しかし、香川も#11タプスコット選手がドライブで切り込みバスケットカウントで返す。その後も広島#21ラマート選手に得点されるが、もう一度香川#11タプスコット選手がバスケットカウントを奪うと、続けて次のディフェンスで#41高田選手がタフディフェンスで広島#5山田選手の1対1を止めると、続けてプレスディフェンスから連続スティールからファストブレイク、#19徳永選手がカットインしたところを#11タプスコット選手の鋭いアシストが決まり、13点に差を縮めたところで、広島がたまらずタイムアウトを取る。タイムアウト明けすぐに#21ラマート選手のインサイドで点を返してくる広島だが、香川は続けてプレスディフェンスを仕掛け相手のボールを奪いに行く。終盤、お互い点の奪いあいとなるが、残り1分を切ったところで、香川はリバウンドから先頭を走った#11タプスコット選手にボールが渡り、これをファウルをもらいながら決める。再びプレスで相手のターンオーバーを誘うと、続けて#15坂東選手のアウトサイドシュートも決まり10点差として最終Qへ。
■第4Q 78 - 81(26 - 14)
最初の得点は香川#14フォーブス選手のフックシュートを#11タプスコット選手がリバウンドからそのまま押し込み香川が先制する。続けてディフェンスで相手のボールを連続スティールで奪うとこれを決め4点差まで詰め寄ることに成功する。何とか追いつきたい香川は3連続日本人選手が3Pを狙うが、これが全てゴールに弾かれると、逆に広島#12ディロン選手にドリブルから攻められ3連続得点を与え、10点差に戻されてしまう。香川も#14フォーブス選手のインサイドでようやく点を奪うと、続けて#5溝口選手が待ちに待った3P、そして続けてスティールから同じくゴール下でフリーの#5溝口選手にボールが渡り、連続得点に成功する。しかし再びタイムアウトで再び落ち着きを取り戻した広島に連続で得点を取られ11点差でオフィシャルタイムアウトへ。オフィシャルタイムアウト明け、香川#11タプスコット選手がリバウンドからレイアップで得点するが、広島コーナーの#7坂田選手にきれいなパスが通り、返される。それでも諦めない香川は#11タプスコット選手が奮起し連続得点で6点差まで詰めるが、広島も#12ディロン選手の1対1に香川#11タプスコット選手が5つめのファウルを取られ、ベンチに退かなければならなくなる。そのフリースローもきっちりと決められ9点差に。香川#14フォーブス選手がオフェンスリバウンドからバスケットカウントを取るも、このフリースローを決められず残り30秒で7点差。香川はすかさずファウルゲームを狙うが、それ以上点差を詰めるには及ばず、10点差で試合終了。
■全体
第1Qの出だしで連続得点でリードからスタートするが、広島の日本人選手の連続ミドルシュート、そしてこのクウォーター3Pを3/3決めている#24田中選手にも終盤連続3Pを決められ点差をつけられてしまう。続く第2Qも出だしこそ連続得点で5点差まで詰め寄るも広島#12ディロン選手にリバウンドから次々とゴールにアタックされ、13得点取られ更にリードを広げられてしまう。第3Qは出だしから香川#11タプスコット選手の連続バスケットカウントで勢いに乗ると、激しいプレスディフェンスで相手のミスを誘い10点差まで追い詰め最終Qへ。最終第4Q出だし、スティールからの連続得点で4点まで差を縮めるが、早く追いつきたい焦りからか3連続3Pを狙うも全て外れ、それを逆に広島#12ディロン選手にドリブルで持ち込まれ再び点差を10点に戻される。その後も香川は何度か点差を縮める場面も見られたが、その度に広島#12ディロン選手の猛攻にあい、点差を戻されてしまう。更に終盤、香川#11タプスコット選手が5つ目のファウルを取られると、ファウルゲームを狙うもそれ以上点差は縮まらず試合終了。前半の各Qで優位に立った広島に点差をつけられ、第3Qこそ香川の時間帯でしたが、最後まで広島の#12ディロン選手に気持ち良くプレイさせてしまいました。スタッツを見ると、香川はスティール10と相手のターンオーバーを17奪うが、相手の2Pを61.9%と高確率で決められ、リバウンドも14本多く取られており、広島にインサイドで主導権を取られ、ゴールへのアタックを抑えることが出来なかったのが伺えます。
【HCコメント】
香川
ナバーロHC
「島根戦と同じようにこれが良いレッスンになってくれればと思っている。自分達が良いディフェンスを出来れば良い戦いをすることが出来、そうじゃなければ良い戦いも出来ない。後半は良くなってくれたが、前半は#24と#2のアウトサイドシュートを止めるというゲームプランを全く遂行出来ていなかったので、ハーフタイムにチームに渇を入れた。前半は相手にやりたい事を全てやられてしまい、シュート確率も67%を超えていた。我々はもっと集中したウィングへのディナイとアウトサイドの選手に対するディフェンスをしなければならない。後半がそれが出来て相手のターンオーバーも誘発出来たと思う。チームにも同じ事を伝えたが、島根との第1戦も第3Qにディフェンスが機能せず非常に悪い試合となってしまった。そこから学んで第2試合は第4Qに良い戦い方を出来たおかげで勝利することが出来た。明日は島根戦の再現が出来ればと思う。今日の試合第3Qで差を詰めることが出来たにも関わらず、第4Qで追いつくまで至らなかった原因としては、相手に点を取らせすぎてしまったところにあると思う。後半に入り第3Q1分のところで、相手にバスケットカウントを取られこの日の最大の23点差とされた。この点差からカムバックするのはどのチームでも大変難しいが、それが広島相手だとさらに厳しい。第4Qで一度60-64と4点差まで詰め寄ることに成功したが、前半でここまで点差を与えてしまっては勝機はを得るのは難しい。今節復帰した秀一の状態が良かったのは非常に嬉しい知らせだった。彼を島根戦への出場を見送ったのはこの広島戦に万全の状態で出場させたかったからで、相手の#5の選手は背が高く非常に良い選手なので、彼にマッチアップが出来るのは彼しかいないと思っていた。今日も非常に良いプレイを見せてくれたし、明日も活躍してもらいたい。まだまだこのチームは何故この試合に勝つことが出来たのか忘れてしまうことがある。勝っている試合は良いディフェンスで相手のオフェンスを早い展開に持ち込みターンオーバーを多く取れているが負けている試合はそれが出来ていない。それが土日どちらか一方の試合で出来ても2つ目が出来なかったりしている。チームとして我々がどんなチームなのかというのを頭に入れ、土日両方の試合継続してディフェンスが出来るようにしなければいけない。チームとして相手にロングレンジの2Pを打たせるように仕向けていたのは確かだが、それを相手はしっかりと決めていた。そういったタフシュートをしっかり決めきるチームは良いチーム。我々は相手から17ターンオーバーを奪うことは出来たが、前半であれだけリードをつけられてしまうと、カムバックは難しい。」
広島
佐古HC
「前半かなり良いイニシアチブを取って、良いバスケットが出来ていたと思いますが、後半そのイニシアチブをもらったことによって、選手達がお休みになってしまったと言うか、その部分で香川さんのオールコートのディフェンスにまんまとハマってしまった時間帯があり、第4Q選手達も慌ててという、何となくゲームの締りどころのない終わり方になってしまったというところですかね。明日に向けてはやはりターンオーバーを減らしていくために、我々が何をしなくてはいけないかというところを今から試合を見て考えたいと思います。リバウンドでこれだけ差はありましたが、全体的に言うとインサイドの高さを生かして何かが出来てかと言えばそうじゃないと思っています。むしろ今日なんかダニエルが良い所でしっかり繋いでくれた。縦に入る人間がしっかり活躍出来るような展開になりましたので、がっぷりおつのインサイドにボールを入れてという部分も少し立ち上がりは支持しましたけど、そちらではなく立ち上がりからうまくアウトサイドが機能していたと思います。第3Qからかなり追いかけられるようになったところでは、球出しのポジション確認と、後はボールの動かし方を指示した。単調にパスを出した人間に戻すところを狙われていたのでそこを縦に割っていったり、ミドルマンのフラッシュでの繋ぎを少し指示しました。そこで変なターンオーバーが減らすことが出来たのかなと思います。」
会場の大きな声援のおかげで後半にすばらしいカムバックをすることが出来ましたが、後もう少しのところで、追いつくまでは至りませんでした。
会場にて応援してくださった皆様、スポナビライブで観戦してくださった皆様に心より感謝いたします。
今日は試合のスタートから昨日のような戦いをして勝利をつかみたいと思います。
その為には皆様の応援が絶対に必要です。
皆様是非会場にお越しいただき、熱いブーストをお願いいたします。