【試合結果】4月30日(日)HOME島根スサノオマジック第2戦
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4月30日(日)高松市総合体育館で行われたHOME島根スサノオマジック第2戦の試合結果です。
【BOX SCORE】
香川(KAGAWA) 60 – 76 島根(SHIMANE)
第1Q 9 - 22
第2Q 16 - 15
第3Q 18 - 14
第4Q 17 - 25
【スターティング5】
香川:#5溝口選手、#11タプスコット選手、#15坂東選手、#19徳永選手、#41高田選手
島根:#3呉屋選手、#5山本選手、#12寒竹選手、#31高畠選手、#55横尾選手
【主な活躍選手スタッツ】
香川
#5溝口選手 8得点
#11タプスコット選手 10得点6リバウンド2スティール
#14フォーブス選手 13得点6リバウンド
#19徳永選手 13得点2スティール
島根
#00デービス選手 9得点11リバウンド4アシスト2ブロックショット
#1岡本選手 10得点
#32安部選手 13得点
#42リード選手 17得点9リバウンド
#50マーシャル選手 8得点6リバウンド
【入場者数】952名
【試合戦評】
■第1Q 9 – 22
最初の得点は島根#50マーシャル選手のインサイドから。続けて香川はシュートまでいけずに終わると、島根の#50マーシャル選手に続けてレイアップを決められる。更に次のオフェンスでもターンオーバーで終わると#5山本選手にミドルシュートを決められ0-6と島根がリード。香川も#11タプスコット選手の1対1で初得点を取るも、すぐに島根#5山本選手に3Pを決められ、更にリードが広がる。ここで香川はたまらず前半1回目のタイムアウトを取る。メンバーを替えプレスで相手のリズムを変えようとするが、簡単に島根#3呉屋選手にミドルを決められる。しかし香川は#41高田選手がミドルシュートを決めると続くディフェンスでも相手のターンオーバーを奪うが、ここでシュートを決められない。それでも粘り強くディフェンスで相手を止めるとリバウンドから#13近選手がレイアップに持ち込み点差を縮めたところで、島根も前半1回目のタイムアウトを取りもう一度引き締める。#55横尾選手のミドルシュートで点差を戻すと更に続けて#00デービス選手にオフェンスリバウンドから連続得点を取られてしまい、更に次もボール出しのところで5秒オーバータイムでポゼッションを失うと#1岡本選手のバンクシュート、そして#00デービス選手のバスケットカウントと次々と点をとられ6-20と大量得点差をつけられる。島根の波状攻撃は留まることを知らず、#32安部選手にミドルシュートで更に追加点を与える。香川も#18前村選手が3Pを決めるが13点差の島根大量リードで第1Q終了。
■第2Q 25 – 37 (16 - 15)
第2Qも島根のディフェンスを前に最初のオフェンスの組み立てにもたつく香川。しかしゴールへのアタックからパスをさばき#42リード選手のミドルシュートを2本作る島根に対し、香川も#14フォーブス選手がインサイドで得点を返し、点差は12点で動かないままオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け香川は#14フォーブス選手のフリースローで最初の得点を奪うと島根のフリースロー1本の後も#19徳永選手がミドルシュートで得点するが、またしてもスティールから島根の#32安部選手にファストブレイクに持ち込まれあっさりと点を奪い返される。続いて#5溝口選手がミドルシュートでバスケットカウント奪うもフリースローを決められず2Pで終わってしまう。香川は#14フォーブス選手がすんでの所で相手のシュートをブロックするなど、ディフェンスで相手の攻撃を阻止するもののその次のオフェンスが決められず点が伸びないまま。逆に島根に#42リード選手のミドルシュートやフリースローで点差を広げられていく。最後のオフェンスで#19徳永選手が上手くファウルをもらいフリースローを1本決め点差は12点で前半終了。
■第3Q 43 - 51(18 - 14)
後半最初のオフェンスから島根に上手くパスを回され#50マーシャル選手のインサイド島根が難なく最初の得点を取られる。香川も#5溝口選手が果敢にゴールに向かいバスケットカウントで点を奪い返すが、島根#31高畠選手にスクープショットを決められる。そこからしばらくお互いシュートが決まらない時間が続くも香川はオフェンスで攻めの姿勢を続けると相手にチームファウルを重ねることに成功する。上手くパスを回し#11タプスコット選手のゴール下が決まると、続くディフェンスでもインサイドのマーシャル選手へのパスをを弾くと、そのルーズボールで#19徳永選手がファウルをもらいフリースローで連続得点を奪う。続くディフェンスでも再びスティールを奪うがここは点には繋げられない。それでも香川は良いディフェンスを続け相手のオフェンスをまた阻むと#15坂東選手のコーナーからの3Pが決まり、点差を一ケタに縮めることに成功する。島根の#50マーシャル選手にフリースローを与えて点を返されるが次のオフェンスで#19徳永選手からゴール下の#41高田選手へ鮮やかなアシストが決まり、徐々に香川がオフェンスのリズムを取り戻していく。更に島根のチームファウルがリミットを超えているところを#41高田選手がフリースローで追加点をあげると、続く島根のオフェンスでパスミスが出たところを#19徳永選手がレイアップに持ち込み4点差まで点差を縮めることに成功する。島根はここでタイムアウトを取り落ち着きを図るが、このディフェンスでも香川が硬いディフェンスを見せて相手にタフショットを打たせ得点を阻止すると、早い攻めで#14フォーブス選手がレイアップを決め更に島根を追い詰める。しかし、ここから島根も#42リード選手が巧みな1対1でフェイダウェイジャンプシュートをねじ込むと、#32安部選手もミドルシュートを沈め、更に#55横尾選手もレイアップを決めて連続得点で再びリードが開く。香川もタイムアウトから#14フォーブス選手がレイアップを決めるが、最後は島根#1岡本選手にジャンプショットを決められ点差は8点で最終Qへ。
- 第4Q 60 - 76(17 - 25)
最終島根の#42リード選手のフリースローからスタートする。香川も#19徳永選手がドライブで切り込みレイアップで得点するが、島根に#55横尾選手の3P、#42リード選手のゴール下、そして#1岡本選手のバスケットカウントで連続得点を取られ、更にリードは広がっていく。香川も#11タプスコット選手のレイアップ、そしてスティールから再び#11タプスコット選手が連続で決めるが、島根の#1岡本選手に再び3Pを決められる。それでも香川も#32ウィリアムス選手がインサイドで決めると、島根にスティールから#55横尾選手にレイアップを決められそうになるも、#32ウィリアムス選手がブロックショットでギリギリ防ぐなど粘りを見せる香川だが、ここでも島根#42リード選手にオフェンスリバウンドを取られフリースローで決められる。香川も#19徳永選手がミドルシュートを決めるも、島根#00デービス選手に返されてしまう。何とか追いつきたい香川だが、島根#32安部選手にコーナーから3Pを決められ状況は苦しい展開に。その後もオフェンスで上手く得点を稼げない香川は、島根にフリースローなどで更にリードを広げられる。最後香川も#32ウィリアムス選手、#8堀田選手が得点を決めるが、つけられた点差は大きく、島根のリードまま試合終了。昨日と同様、第4Qに再び息を吹き返した島根に強さを見せつけられた試合となりました。
- 全体
この日の試合も前日と同様、スタートから島根のディフェンスを攻略出来ずにオフェンスが上手く展開出来ないところを島根に中外と次々と点数を取られ、第1Q僅か9点に抑えられたところから始まり、第2Qで少しずつディフェンスから自分達のオフェンスリズムを取り戻し始め、第3Qで更にディフェンスのエンジンをあげて一気に島根を追い詰めることに成功します。第3Qの中盤で前日よりも更に点差をつめて2点差とし、今日こそは島根を越えられるかと思いましたが、またしても終盤#42リード選手にビッグショットを決められると、そこから続けて連続得点を許し8点差に戻され第4Qに入るとここで、またしても島根の#55横尾選手の3P、そして#1岡本選手のバスケットカウントと3Pといったビッグシュートが決まり、再びリードを15点に広げられてしまう。香川も#11タプスコット選手や#19徳永選手が何とか得点を取り追いかけ続けるが、チームファウルが重なり、島根にフリースローで得点を与えてしまい、一向に点差は縮まらないまま試合終了。第1Qの点差から良く前日よりも更に惜しい2点差まで捕らえましたが、島根にさすがベストレコードのチームといった貫禄を見せられた試合となりました。
フォームの始まり
【HCコメント】
香川
ナバーロHC
「昨日と本当に似たような試合になってしまった印象です。出だしから悪いディフェンスで入ってしまい、スイッチして欲しくないいくつかのスクリーンでスイッチしてしまったことでエドワード選手に3Pを決められてしまった。我々もディフェンスのローテーションに変化を加えたが、全てはどちらのチームが激しさをもってよりハードにプレイしていたかというところだと思う。島根が最初の5分間で我々よりもハードにプレイし、我々がそれに追いつく頃にはすでに島根のゲームになっていた。島根は非常にオフェンスの武器が多いチームで、我々のゲームプランとしてはエドワード選手にプレッシャーをかけることで、早く攻めさせることと#55や#32といったシューターの選手にもドリブルをつかせること。第1Q途中から第4Qまではある程度はうまく出来ていたと思うが、ベンチから出てきたリード選手に17点とられ、バックアップのポイントガードにも2本ビッグシュートと3Pを決められた。こうして7人や8人といったベンチから出てきた選手が次々と活躍できるのは、本当に良いチームの証拠。本当に島根は抑えるのが難しいチーム。さらに島根というチームは外国籍選手3人ともに1対1のディフェンス能力が非常に高いリーグの中でも珍しいチーム。ウェイン選手もその大きさをうまく使ってペリメーターの選手にもマッチアップが出来るし、ライアン選手もフィジカルも強く同じくペリメーターもディフェンスが出来る。ジョシュ選手に至ってはやろうとすれば相手のポイントガードにもつけるディフェンス力を持っている。そのディフェンス力によって我々のオフェンスはシェイが止められ、日本人選手達も彼らのヘルプディフェンスを突破することが難しく非常に苦しめられた。我々が昨日今日と3Pの確率が悪かった一つの原因はそこにあるだろう。島根ブースターの数も多かったが、我々のブースターもたくさん来てくれこの素晴らしいチームを前に負けはしたが、惜しいところまで詰め寄る試合を見てもらうことが出来た。昨日今日と選手達が自分が指示するよりも更に上回る頑張りを見せてくれたことに非常に満足している。この球団にとってスポンサーやブースターというのは非常に大きな存在で彼らにホームで2連勝を届ける為に毎試合全力で戦っている。彼ら無くしてこの球団はありえない。その大きな存在である彼らに感謝を伝える意味でも、最後のホーム戦で熊本から2連勝する姿を見せられるように頑張りたい。今熊本はプレイオフ進出をかけて我々にも必ず2連勝しないといけない状況にある。絶対に2勝を掴み取りに来る熊本にホーム最終戦でチャレンジが出来るというのは非常に楽しみ。彼らにとって、この2試合がシーズンの全てといっても過言ではないほど重要なゲーム。その彼らを我々は大勢のブースターや全ての関係者と共にホームで迎え撃ち、彼らのプレイオフ進出を阻止させてもらう。」
島根
勝久HC
「今日は第1Q、凄い良い集中力を持って臨むことが出来ました。その後昨日の反省点を活かした昨日よりも良いプレイもあり、でももちろんミスもたくさんあり、今日の試合からも学んでチームとして成長し続けて行きたいと思います。2日間本当に多くの島根ブースターに来ていただき、本当に選手の力になりました。今この長いシーズンを戦ってきて、地区優勝が決まって、プレイオフに向けて島根ブースターの皆さんがこの時期を楽しみながら一緒に戦ってくれているという印象を受けていますので、凄く心強いですし本当に嬉しいので、シーズンを通していつもアウェイの会場に来てくださり、皆さんが分かっている以上にアウェイで一つのコーナーが真っ青になって、応援も聞こえてきて本当に力になってくれて感謝です。これからも最後までお願いしますと伝えたいです。香川のシーズンを通しての印象は、前半戦では少し差をつけて勝利することが出来ていましたが、我々が後半戦であたった時にはもっと多くのディフェンス、もっと多くのプレスディフェンスもあり、前から当たって激しくやってくる全く違うチームになったと思いました。坂東選手も入って完全に変わったと思いましたし、チームもディフェンスがすごくアグレッシブになってもともと危険な相手でしたが更に強くなり、我々も負けて、熊本、広島も香川は倒してシーズンを通して少しずつ強くなるという我々と同じ目標を香川も追い続けた結果が表れていると思います。」
この日の試合も前日を超えて沢山の方が会場に来て、島根チームの大応援団に負けじと一生懸命応援してくださいました。本当にありがとうございました。
またスポナビライブにて観戦してくださった皆様も大変ありがとうございました。
さて今週末がいよいよ今シーズン最後の試合となります。
対戦相手である熊本は奇しくもシーズン開幕戦で4000人を超える大観衆の力に圧倒され2敗した相手。今度はシーズン最終戦で香川のHOME。
これは必ず2連勝して終わり良ければ全てよしとしたいと思います!
しかも相手熊本は現在プレイオフ進出の可能性がまだ残っており、進出の為には香川に2連勝が絶対条件。
そんな相手にHOMEの力を集結して最高の形でシーズンを締めくくりましょう!!
尚、この週末は2階自由席が大人も子供もどなたでも無料で観戦が出来ることになっています。
是非高松市総合体育館を満員にして選手にエールを送ってください!
よろしくお願いいたします!!