【試合結果】2月24日(日)香川県魅力体験DAY&さぬき市・東かがわ市ホームタウンデー HOME vs バンビシャス奈良 第2戦
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2月24日(日)に高松市総合体育館にて行われました、B.LEAGUE 2018-19シーズン 第23節 香川県魅力体験DAY & さぬき市・東かがわ市ホームタウンデー HOME 香川ファイブアローズ vs バンビシャス奈良 第2戦の試合結果をお知らせ致します。
【試合日】 2月24日(日)TIP-OFF 13:00
【試合会場】 高松市総合体育館
【試合結果】
香川ファイブアローズ | バンビシャス奈良 | ||
1Q | 18 | ー | 14 |
2Q | 18 | ー | 13 |
3Q | 17 | ー | 19 |
4Q | 16 | ー | 15 |
Total | 69 | ー | 61 |
【スターティング5】
香川:#0 大澤 歩 選手 #2 レジナルド・ウォーレン 選手 #6 藤岡 昂希 選手 #30 テレンス・ウッドベリー 選手 #88 木村 啓太郎 選手
奈良:#2 ゲイリー・ハミルトン 選手 #13 小松 秀平 選手 #23 横江 豊 選手 #24 本多 純平 選手 #27 石塚 裕也 選手
【スタッツ】
【試合戦票】
■第1Q 香川18-14奈良
奈良 #13小松、#27石塚 のカットインに合わされ連続失点からスタート。香川も #2レジー の得点から連続して相手の攻撃を防いでブレイクに持ち込み、#2レジー の3Pで逆転する。奈良に連続得点を許し再逆転を許すが、交代した #14高比良 の3Pから連続で速攻に繋げて第1Q終了。
■第2Q 香川36-27奈良
#20安部 がゾーンを破るフローターで先制。互いにディフェンスの強度が上がり一時得点が止まるが、奈良の #2ハミルトン のアシストで#20安部 の3Pから連続得点で息を吹き返す。その後香川が少し離しても奈良が喰らい付く展開となるが、最後はボールを奪って決めて前半終了。
■第3Q 香川53-46奈良
#0大澤 のミドルで先制する。奈良にも返されるとその後はお互い決め合うが、惜しいDFはするも奈良に決めきられ点差は縮まっていく。しかし香川も #88木村 の3Pでリズムを取り戻し、徐々に点差を広げる。しかしそれでも波に乗り切るまで行かず、奈良に少し追いつかれ最終Qへ。
■第4Q 香川69-61奈良
#10種市 の3Pで先制パンチを喰らう。しかし香川も #2レジー が連続で返し差を広げる。中盤奈良のゾーンDFに攻めあぐね、主導権を握ることが出来ないまま、その後も相手のプレスにかかり連続TOで追いつかれる。苦しい状況となるが、最後は奈良の集中が切れ何とか逃げ切った。
【HCコメント】
香川
衛藤ヘッドコーチ
「選手がまずはDFの部分で頑張ってくれたともいます。あとは4Qの苦しくしてしまった時間帯にお客さんの声援をいただけたことで、もう一踏ん張り二踏ん張り出来て勝ちきれた試合だったと思います。後半のオフィシャルタイムアウト明けにボール運びで簡単なミスを連続でしてしまい、完全に流れが途切れてしまったので、ああいったミスを失くして行かないといけないですね。あれが無ければ単純に計算して14,5点差で勝っているゲームだったでしょうし、相手にTOを20個も誘発させている中で、こういったクロスゲームになってしまったところは今後に活かさなければいけないと思います。
レジーにとっては新しい選手の加入によって良い刺激になっていると思います。今まで良くも悪くもレジー頼みのチームでしたが、エリックのように新しいエナジーが入って彼自身もプロとしての危機感を感じたと思いますし、今まで以上に選手達への働きかけもしてくれていますし、3連勝だからというわけではないですが、チームのケミストリーが上がってきている証拠だと思います。タフシュートでしたが勝負どころで決めきったロング2は大きかったです。あそこでレジーの勝負強さが出たと思います。今シーズンあまりシュート確率が上がっていないのですが、苦しい時間帯で1つギアが上がるのはやはり彼の強さなんだと改めて再認識しました。
シュートが入らない中でもDFで我慢することで勝ちきれたというのは、向こうの台所事情のオンザコート1というのも大きいですが、ウチにとって去年以上の1つ武器になっていると思います。ただ、取った後のファーストブレイクのフィニッシュをことごとく落としてしまっている。そういったところをしっかり決めていければ、もっと楽な展開で試合を作れるチームだと思いますので、詰めの部分を要求していきたい名と思っています。
第4Qのプレスにかかったシーンなどを見るとまだまだ拙さが去年から拭いきれてないです。PGの掌握力といってしまえばそうなんですが、PGだけの責任ではなく同じミスを繰り返してしまうのがいただけないと思います。1回のミスは今のDF力なら守れるが、同じミスを代わった選手も繰り返すのは本当に良くないです。今日のガード陣について前半は良くやってくれたと思います。3Qで唯一負けましたが、このQでガード陣のアグレッシブさがファウルトラブルになってしまい、苦しい展開となったのでそこは修正して欲しい。気持ちは分かるが、もう少し巧いことやって欲しいです。ただ第4Qもスティールを奪っていたように、1線目の彼らがああいった姿勢でプレイすることで、バックコートに伝わってますので、姿勢作りは良くなってきたかと思っています。
昨日のDFから日本人の部分だけ少し対応を変えた結果、向こうのパッシングバスケットを少し止めれたと思います。若い選手達もDFの部分でこちらの指示で上手く対応してくれるようになってきた。大きなデザインを共有出来ていますので、そこから修正するなどの対応も出来るようになってきています。後はオフェンスですね。
ここからアウェイ4つ続きますが、正直本当にホームで3つ勝たせてもらったという印象です。でももう一回上がるチャンスをブースターさん達のおかげで勝ち得ましたから、しっかり繋げていけるようにしたいです。次の4戦は非常に大切になってくると思いますので。改善出来る部分はあったと思いますが、とにかく前向きにポジティブに捉えてもう一度上がっていきたいと思います。
八王子とのゲーム差が開いたことは大きい。恥ずかしながらまだまだプレッシャーに強いチームではないので、負けられないという試合になるとしんどいところがある。そういったメンタル的な部分で若いウチのチームにとっては大きいと思います。」
奈良
石橋アソシエイトコーチ
「前半からしょうもないミスをたくさんしてしまい流れに乗れずに、後半は少し盛り返したんですが、大事なところで得点に繋がるミスをしてしまって、乗り切れなかったです。」
【選手コメント】
レジナルド・ウォーレン選手
「相手に1Qだけしか18点以上取られなかったというところを見ても今日は試合の出だしから終わりまで良いDFが出来たと思います。ただ、もう少し試合の終盤での戦い方やボールの扱い、試合の終わらせ方を上手くしなければいけない。でも相手に多くのTOを誘発させることも出来たし、まずは我々にとって一番重要である勝利をすることが出来たのが良かった。
トンプソンの加入について、彼がチームにまた違った活力をもたらしてくれている。毎試合選手を変えなければいけないが、大きなエナジーを加えてくれている。まだ加入して間もないので、これから色んなプレイヤーとの連携を高めていかないといけないが、彼のもたらすエナジーは非常に大きい。また、練習においても彼の加入によってもう一歩高みに上ることが出来ている。それが一番大きなところで、非常に良い練習が出来ている。
ハミルトン選手とのマッチアップについては自分はスタートから高いエナジーで戦おうと臨んだ。昨日休めたことで疲れも多くなかったので、チームにエナジーを注入しようと思っていた。ハミルトン選手はそこまで熱心にシュートチェックに飛んでくるタイプではないので、今日もたくさんオープンシュートを打つチャンスがあった。本当はもっと入れなければいけなかったが、いくつか決めたものの中に試合終盤の場面での大事なシュートを決めきることも出来た。全体的にオフェンスでもディフェンスでもアグレッシブに臨んだ結果、昨日は多くのアシストを記録した彼に今日は7個のターンオーバーを誘発することが出来た。試合を通して良いマッチアップをすることが出来たと思う。
試合終盤の大事な場面でのシュートについて、自分が決めきらなければという気持ちが強かった。正直もう後がない状況だったので、勝つために自分が出来る全てを出してチームに貢献して試合を決めたいと思っている。そういったマインドでオフェンスもディフェンスも取り組んでいるつもりだが、あれは正に絶対決めなければいけないシュートだった。」
大澤選手
「昨日の試合の入りとは違って、相手の得点を抑えることが出来たが、こちらも乗ることが出来なかった。前半を9点リードで迎えれて、3Qにエナジーを出していこうと話して臨んだものの、ミスであったりバタバタしてしまって4Qまでもつれた展開になってしまい、更に相手のプレスに対して代わる選手が皆バタつき、どっちに転ぶか分からない点差になってしまいましたが、最後しっかり決める人が決めてくれて勝てた試合だったと思います。どちらの3Pの確率も低い中で、相手のTOの数が20でこちらが11というところの差が出たかなと思います。リバウンドでは向こうが41でこちらが33という風に負けている中で、こっちからDFからしかけるということで臨んだ結果、スティールの数も相手の2倍以上取ることができました。ギャンブルにならずに如何に相手にプレッシャーをかけて相手のバスケットをさせないかというのが自分達がやっていかなければいけないスタイルだと思いますので、全Qで相手を20点以内に抑えれたというのは良かったところであると思いますが、もっとDFのローテーションの部分であったりセカンドチャンスを与えてないようにしないといけないと思った試合でした。
ウチのチームではオフェンスで点取れる選手もたくさんいますし、行きたがりな選手もいっぱいいると思うので、その選手達の兼ね合いを考えてオフェンスを組み立てつつ、自分も打てるところはアグレッシブに打っていこうと決めて臨みました。シーズンが後半になっている中で、自分の中でもそれを課題にしていて、アテンプトでも昨日も今日も相手よりも多く打てているなという印象です。その中で、フリースローも試合序盤に外してしまいましたが、大事な終盤の時間帯で決めきることも出来たのは良かったかなと思います。でも相手にプレスで守られた時に自分が運ぶ運ばないに関係なく、もっと試合をコントロールして落ち着かせることが出来たのかなと感じます。オフェンスをディレイでやろうとしていたわけではなく、相手にシュートを決められてスローインだったりデッドボールになった後のスローインからスタートになるので、相手がゾーンプレスからゾーンDFを敷いてきて前がかりになってきているところをプレスダウンで攻め切れず運んでお終いになってしまった。時間が無い中で相手のゾーンに対してのオフェンスが上手く組み立てれなかった。もっと積極的に真ん中を割って行ききればその後外にさばいてといったようにもう少し簡単に組み立てれた部分もあったと思いますが、そこで止めてしまって時間が無い14秒とか12秒でゾーンオフェンスをしなければならなくなって重たいバスケットになってしまった。ただそれも結局相手にシュートを決められたり、DFリバウンドも取りきれなくてデッドボールの状況から攻めなくてはいけない状態を作ってしまっていたと思いますので、DFからしかけて早いファーストブレイクに持ち込むことが出来ていればそういった事も起きずにすんだと思う。なので、その形をしっかり重視してやっていかなければいけないと思います。
それでも終盤の大事な場面では高い集中力でDFをすることが出来た。前からあたりつつヘルプやカバーダウンまでレジーやウッドも含めて全員がしっかり足動かして、ノーマークを作らないようにローテーションも上手くすることが出来て良かったと思います。
ホームで初3連勝ということで、本当に厳しいシーズンになってしまっているんですが、小豆島ゲームから高松市でもこうやって3連勝出来たというのは自分達にとっても自信になりました。このチームは失うものは何も無いという気持ちの選手ばかりで、残り17試合となった中で、「もう遅いよ」と言われるかもしれないですが、今やっと一つ一つのピースがはまってきて、自分達のスタイルであったり戦い方、勝ち方っていうのがエリックの加入によって少しずつ方向付けが出来てきていて、この3連勝をホームで出来たというのは今後自分達が勢いに乗るためにとても大きな影響を与えてくれると思います。その中で、この後アウェイが続きますが、しっかりと勝ってこの3連勝があったからアウェイでも勝てたと言えるように来週の練習からしっかりしていきたいと思います。」
前日を超える1400名以上の方にご来場いただき、苦しい場面でも皆さんの声援が力となり、バスケットの神様もファイブアローズに微笑んでくださいました!大変ありがとうございました!!
これでHOME3連勝です!
今週来週とアウェイが続きます。
まず今週の対戦相手は中地区1位の信州ブレイブウォーリアーズです。
強敵ではありますが、大澤選手のコメントどおり、この3連勝があった勢いに乗れたといえるように、そしてその次の八王子との直接対決に繋げられるように、しっかり準備したいと思います。
皆さん上昇気流に乗ったファイブアローズを引き続き応援お願いいたします!!