株式会社ヤマウチの資本参画および今後の経営体制について
このたび、株式会社ヤマウチ(本社:香川県高松市、代表取締役 岡本将、以下、「ヤマウチ」)が、2024年1月より株式会社ファイブアローズ(本社:香川県高松市、代表取締役社長 生岡直人、以下、「香川ファイブアローズ」)へ資本参画することが決まりましたのでお知らせいたします。
資本参画について
香川ファイブアローズは、ヤマウチとの経営連携により経済基盤の強化を図り、プロスポーツが生み出す力を通じて「街づくり」を推進していきます。そして『バスケの熱狂と感動を香川の日常に』というビジョン実現を見据え、ヤマウチと香川ファイブアローズによる協業と挑戦を画策していきます。また、ヤマウチが本資本参画にかかる新たな株主となることについて、1月に開催された公益社団法人ジャパン・バスケットボール(Bリーグ)の理事会で承認を得たことを併せてお知らせいたします。
■株式会社ファイブアローズ 代表取締役社長 生岡直人 コメント
当クラブは債務超過という状態でした。今年は様々な目標を達成しなければならない重要な年です。その目標のひとつである債務超過をどのように解消していくかというのも課題として悩んでおりました。今シーズンが始まる前に、岡本社長とお話しさせていただく機会があり、その時に今回の課題でもある債務超過という部分について、あらためてご理解いただくという時間がありました。そして、今までヤマウチ様には、鶴尾のトレーニングジムを開設していただいたり、地域の皆様への貢献活動の一環として、つるおフェスを共催させていただくなど、一緒にいろいろな活動をさせていただいていました。その中で、ヤマウチ様の理念でもある「街づくり」を共にやっていきたいという思いもありましたので、経営参画という部分でご相談をさせていただいておりました。様々な課題はありましたが、「やりましょう」とご賛同いただくこととなり、今日にいたっております。今まで良い関係性を築かせていただいておりましたが、参画いただくにあたって経営体質、財務体質という部分においても強固になりましたので、地域の皆様にファイブアローズの魅力をより伝えていけるような状態になったのではと感じております。
■株式会社ヤマウチ 代表取締役 岡本将 コメント
このたび、資本参画させていただくこととなりました。ひとつは、夏に島田チェアマンとお会いさせていただき、2026-27シーズンからBリーグが新しいコンセプトに変わる、それが地域活性化に特に重きを置いたものに変わるということを聞いて、私たちヤマウチのこれから目指したい姿と合致するということ、それも大きな資本参画の後押しになりました。ヤマウチは創業92年を迎えました。本当は90年のときに何か大きく打ち出したかったのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、タイミングを計っておりました。このようなタイミングで資本参画のお話しをいただき、今までもスポンサーとしてやってきましたので、次は家族となってチームを支えていけないかということで今回は決断をいたしました。
今後の経営体制について
資本参画に伴い、株式会社ヤマウチ 代表取締役 岡本 将氏が2024年2月に当社取締役に就任予定となっております。■株式会社ファイブアローズ 代表取締役社長 生岡直人 コメント
まずは、2月に臨時株主総会を予定しております。その時に、ヤマウチの岡本社長にファイブアローズの取締役に就任していただくことを予定しております。その後、どのような経営の相乗効果を生んでいくことになるのかというのは、まさに今、打合せを重ねていこうというところです。理念も一致しておりますので、様々な部分で相乗効果が生み出せるのかなと思っております。