【試合結果】12月3日(土)HOME愛媛オレンジバイキングス第1戦
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12月3日(土)に高松市総合体育館にて行われた四国ダービー3回戦ホーム愛媛オレンジバイキングス第1戦の試合結果をお知らせいたします。
【試合結果 BOX SCORE】
香川(KAGAWA)80 – 82 愛媛(EHIME)
1Q 25 – 23
2Q 17 – 16
3Q 17 – 19
4Q 21 – 24
【スターティング5】
香川: #5溝口選手、#11タプスコット選手、#13近選手、#19徳永選手、#41高田選手
愛媛: #1中島選手、#13俊野(佳)選手、#16笠原選手、#21ブラックレッジ選手、#33俊野(達)選手
【主な活躍選手スタッツ】
香川
#5溝口選手 17得点10リバウンド
#11タプスコット選手 11得点
#13近選手 8得点
#18前村選手 8得点
#32ウィリアムス選手 17得点
愛媛
#1中島選手 8得点
#13俊野(佳)選手 14得点
#16笠原選手 8得点
#21ブラックレッジ選手 13得点14リバウンド
#22クロフォード選手 13得点
#33俊野(達)選手 9リバウンド
#41ウィリアムスJr.選手 13得点
#43 ビュートラック選手 10得点
【試合戦評】
■第1Q 25-23
香川は#5シューター溝口選手のミドルシュートから先制すると立て続けに#13近選手のスティールからのファストブレイク、#19徳永選手のレイアップ、そして#11タプスコット選手の3Pと怒涛の連続ゴールで9-0と最高の出だしでスタートする。しかしそこから愛媛のディフェンスにタフショットを打たされ得点が止まると、愛媛のゴールへのペネトレイトにディフェンスを切り裂かれ、一気に11-12と逆転されてしまいます。その後は両者高確率のシュートで決めたら決め返す集中したオフェンスを見せ、接戦の展開となる。最後は香川#14フォーブス選手が終了間際にミドルシュートを決め、2点リードで第1Q終了。
■第2Q 42-39(17-16)
第2Qは愛媛の#41ウィリアムスJr.選手の3Pで愛媛の逆転からスタート。両チーム共にオールコートゾーンプレスをしかけ相手のオフェンスリズムを崩しにかかるが、両者一歩も引かずインサイドの選手を中心に得点を重ねる。香川は#32 ウィリアムス選手がこのQだけで12得点とインサイドで奮闘し、更にリバウンドや体を張ってオフェンスチャージを奪うなど、攻守に渡り集中したプレイでチームを盛り立てる。しかし愛媛も素早い攻めからインサイドで得点し、しぶとく食らいつき主導権は渡さない。最後は愛媛#21 ブラックレッジ選手の1対1にディフェンスが集中したところ、インサイドの#41 ウィリアムスJr.がにパスが渡り得点、3点リードで前半終了。
■第3Q 59– 58(17 – 19)
第3Q先制は香川#41高田選手の得点からスタート。香川は#5溝口選手と#11タプスコット選手が連続で3Pを決め、愛媛も日本人選手がゴールに切り込み得点を重ね、このQも出だしから両者一歩も引かない接戦の展開。香川は#13近選手の連続得点で7点リードに広げますが、愛媛#33俊野(達)選手にフリースローで返され5点差に戻される。その後お互いに3分間お互いシュートが決まらず膠着状態となるが、愛媛#22クロフォード選手の得点で均衡を破れると香川が連続オフェンスリバウンドを得点に繋げられず相手にポゼッションを与えてしまうと、愛媛はこれをきちんと決めて1点差と迫る。このQもお互い主導権を譲らないまま最終Qへ。
- 第4Q 80– 82(21 – 24)
愛媛#22クロフォード選手のインサイドで再び愛媛の逆転からスタートするもすぐに香川も#5溝口選手の3Pでバスケットカウントを奪い4点プレイで会場を沸かす。しかしそれも愛媛の#13俊野(佳)選手が3Pで返して同点に。中盤香川が連続で得点に繋げられない中、愛媛の#41ウィリアムスJr.選手に2連続で3Pを決められ、その後の大事なオフェンスでもエースの#11タプスコット選手がインサイドでダブルチームを受け決めきれず、7点差とされてしまう。しかし諦めない香川は#5溝口選手が執念の3Pを決め、再びチームに息を吹き返すとオールコートプレスから連続でスティールを奪い、試合時間残り4分で同点へ戻す。残り1分半でまたしても香川がオフェンスで得点出来ないポゼッションの後、愛媛#31岡本選手にビッグ3を決められ2点差に。その後のオフェンスでも香川は得点出来ず、時間も1分を切り非常に厳しい状況。次の愛媛のオフェンスを何とか守り望みを繋ぎ、最後のタイムアウトでデザインしたオフェンスで#5溝口選手が逆転の3Pを放ちますが、ネットを揺らすことは出来ずに終わる。ファウルゲームを狙い#11タプスコット選手の3Pでもう一度1点差とするも、もう一回オフェンスをする時間は残らずタイムアップ。
■全体
四国ダービー第3回戦はまたしても最後まで結果のわからない試合展開。試合を通して高確率で#5シューター溝口選手がアウトサイドを決め、第2Qは#32ウィリアムス選手が攻守に渡って好プレイを見せてチームを盛り上げますが、愛媛の粘り強さで試合を掌握することは出来ず大事な場面でシュートを決めた愛媛に逆転負けとなってしまいました。お互いターンオーバーも抑え、リバウンドでもほぼ互角でしたが、エースのタプスコット選手のインサイドを抑えられ2Pの確率が上がらなかったところが要所で決めた愛媛との違いを生んでしまいました。
【観客数】577人
【HCコメント】
香川
ナバーロHC
「試合を通して選手達がハードにプレイしてくれたことは非常に良かったと思いますが、1つのポゼッションを大事に出来なかったことで、最後に負けてしまいました。第4Qで7点差とされた場面で、何とかタイゲームに戻すことは出来たが、自分達を苦しい状況に持っていってしまった経過の部分が問題。勝つことというのはこういった試合や場面を経験することで身につくスキルであるので、ウチは勝つチームの姿勢を持ち続けて戦うことが大事になる。最後のプレイではシューターを両コーナーに置き、ガードがセンターのピックから攻めるプレイを狙い、選手達には3Pでも2Pでも開いていれば打てと指示を出した。選手達はきちんとアレンジしたプレイを遂行してくれ、放ったシュートの判断も悪くなかったが、ただ決まらなかった。相手のブラックレッジ選手にエースのタプスコット選手を上手く守られてしまい、2Pの確率が下がってしまった。ディフェンスでもプレスをしかけたが、彼のサイズを駆使した繋ぎで彼の好きなテンポでオフェンスされてしまったので、明日はテンポを遅くさせることも考えたい。明日も今日と同じ集中力を持って戦うだけでなく、今日4つ5つ出てしまったディフェンスでのミスを修正して、明日必ず勝利したい。」
愛媛
河合HC
「まずはクロスゲームを取れたことに関してはほっとしています。ただ明日も残っていて今日のように全てが上手く行くとは限らないし、特に向こうのエースのタプスコット選手が今日このような状態だということは明日間違いなく爆発してくることは分かっているので、しっかりと止めていきたいと思います。あと日本人のところでも香川の日本人選手に頑張られた部分があるので、そこは同じ日本人選手のところでもう一踏ん張りしてもらいたいと思います。タプスコット選手をこの点数に抑えられたところと全体的に2Pの確率を41%に抑えれたことで自分達が上回れたところとリバウンドで互角に持っていけたのは良かったと思う。明日もタプスコット選手のところをどう止めるかというところとリバウンドをこのまま継続したいところ、あとはプレスに少しひっかかってしまったところがあるので、そこをもう一度確認してしっかりとボールが運べるように修正したいと思います。新加入の選手がいる中で、まだまだチームとしては発展途上の部分もあるので、明日も勝利して1つ1つしっかりと成長していきたいと思います。」
昨日も試合会場にて緊張する試合展開の中、最後まで大きな声援を送り続けてくださった皆様、スポナビライブで応援してくださった皆様大変ありがとうございました。
さて本日も同じく四国ダービー第4回戦、愛媛オレンジバイキングスとの対戦です。
本日も確実に接戦が予想されますが、勝利を掴むのは自分達でしかありません。
そういった試合を勝つためには皆様の応援が本当に力になります。
是非会場にお越しいただき応援をお願いいたします!