【試合結果】12月18日(日)交流戦Vol.2 ホーム青森ワッツ第2戦
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12月18日(日)に高松市総合体育館にて行われた交流戦Vol.2 ホーム青森ワッツ第2戦の試合結果をお知らせいたします。
【試合結果 BOX SCORE】
香川(KAGAWA)91 – 69 青森(AOMORI)
1Q 24 – 17
2Q 21 – 18
3Q 25 – 16
4Q 21 – 18
【スターティング5】
香川: #5溝口選手、#11タプスコット選手、#13近選手、#19徳永選手、#41高田選手
青森: #8 下山(大)選手、#14 木村選手、#15下山(貴)選手、#18 菅選手、#33 バローン選手
【主な活躍選手スタッツ】
香川
#0 大澤選手 7得点
#11タプスコット選手 30得点11リバウンド5アシスト5ブロックショット
#13 近選手 23得点6リバウンド
#19 徳永選手 6リバウンド7アシスト
#32 ウィリアムス選手 14得点8リバウンド
青森
#2 ウィギンズ選手 12得点10リバウンド
#7 セビルンビ選手 9得点
#8 下山(大)選手 13得点
#14 木村選手 4アシスト6リバウンド
#18 菅選手 8リバウンド
#33 バローン選手 19得点9リバウンド
【試合戦評】
■第1Q 24-17
最初の得点は青森#33バローン選手の力強いインサイドプレイに#11タプスコット選手がファウルを与えてしまい、バスケットカウントから。しかし、すぐに香川も#13近選手がドライブでファウルを誘い、点を返す。その後も連続3Pを決める青森に対し、香川は#11タプスコット選手がインサイドで繋げる。#13近選手がゴールへのアタックと3Pで逆転すると再びディフェンスから#11タプスコット選手にパスが渡りファストブレイクで追加点。早いペースのバスケットを続ける香川とインサイドの#33バローン選手にボールを集める青森。しかしペースを握ったのはディフェンスから良い展開に繋げることに成功した香川。7点リードで第1Q終了。
■第2Q 45-35(21-18)
第2Q最初はインサイドの攻防からスタート。香川#32ウィリアムス選手と青森もインサイドの#7セビルンビ選手がお互いペイントエリアでシュート成功。その後青森の#8下山(大)選手に3Pを沈められるが、香川も#41高田選手がバスケットカウントで返す。#9坂井選手が3Pを決め二桁リードとするも、その後の良いディフェンスも青森にオフェンスリバウンドからセカンドチャンスに繋がれ、点差はなかなか広がらない。香川はファウルが重なり、相手にフリースローのチャンスを与えてしまうが、それでも硬い守りで点を取らせない。体を張った良いディフェンスから#19徳永選手と#11 タプスコット選手が速攻に繋げてダンク。香川がペースを握るかと思われたが、青森もタイムアウト後リバウンドから#2ウィギンズ選手が一人で持ち込み得点。落ち着きを取り戻し、10点差で前半終了。
■第3Q 70– 51(25-16)
最初の得点は香川#19徳永選手のフリースロー。更にその後も良いディフェンスからオフェンスに繋げ、#5溝口選手がゴール下で追加点をあげる。#13近選手のアウトサイドで連続得点を決めると、その後も青森のオフェンスも止めて、更に追加点をあげる。再び#13近選手が3Pを決めてリードを17点差に広げる。またしても香川はチームファウルが4つを超えてしまうが、#13近選手がミドルシュートやアシストなどでチームを勢いづけるプレイを見せると、#11タプスコット選手も連続バスケットカウントでリードを最大19点差として第3Q終了。
第4Q 91– 69(21 – 18)
最初の得点は#8下山(大)選手の3Pから。香川は#32ウィリアムス選手のインサイドプレイで返す。続いて#13近選手が鮮やかなプレイからレイアップで追加点を上げて点差を20点とすると、#9坂井選手と#32ウィリアムス選手の2メンゲームでバスケットカウントを得てリードを更に広げる。その後も香川はディフェンスで青森に簡単に連続得点を許さず、オフェンスでも#19徳永選手が上手くボールをコントロールし、巧みなアシストでオフェンスを展開する。変わって入った#0大澤選手もしっかりとオープンの3Pやもらったフリースローもきちんと決め、最後まで危なげない戦いで試合終了。
■全体
前日の悔しい敗戦を受けて試合序盤からディフェンスで香川がペースを掴む。#11タプスコット選手が30得点、#13近選手が23得点とオフェンスでも爆発し、終わってみれば相手青森のFG%を37.8%に抑え、香川は50.8%と高確率でシュートを決めた。課題となったペイントエリアでの攻防もリバウンド数、ペイントエリアでの得点も相手青森を上回り、アウトサイドのディフェンスも相手の3P確率を22.7%に抑えるなど、中外をしっかり守りきった香川の快勝となった。
【観客数】429人
【HCコメント】
香川
ナバーロHC
「忍が素晴らしかった。彼が今日のようなオフェンスをしてくれるとウチのバスケットは非常に展開しやすくなる。彼がオフェンス面でチームを引っ張ってくれたことにより、他の選手にも良い影響が出たと思う。我々が2日間継続して相手のガード陣に激しいディフェンスを続けたことによって、特に第2Qの中盤から相手の疲れが見え、自分達のリズムに持ち込むことが出来た。もちろん簡単なゲームだった訳では無く、各ポゼッションを大事にしてより良いプレイをしなくてはいけないし、試合終了のブザーが鳴るまで勝ちを確信はしていなかった。試合前チームには自分達チームを信じて戦おうと話した。昨日と特にゲームプランは変えて臨まなかったし、昨日と同じことをするだけだと思っていた。第1Q第2Qから選手達がウィングに対するプレッシャーを強くしてくれたことで相手のキャッチを難しくさせ、今日の勝利に繋がったと思う。バローン選手とウィギンズ選手はとてもオフェンス力のある選手。その二人にある程度点を取られてしまうのは想定の範囲だったので、そこはしっかりとマンツーでつくことだけを意識した。それよりも今日はウチのガードがどれだけ相手のアウトサイドを守れるかというところ¥を強調して戦った。こういった早いテンポのバスケットをするとどうしてもファウルがかさむのは仕方ないが、リバウンドに関しては相手にオフェンスリバウンドを取られ過ぎていることもあり、まだ課題が残る。今日は徳永選手と坂井選手の二人のポイントガードを同時に使ってボールコントロールを意識した。二人が同時に出ることで少しサイズは小さくなるが、非常に効率良くオフェンスを展開出来たことが相手を守り辛くさせ、リードを守れた要因だと思う。今後の試合でも2ガードで戦う時間を作り、24秒をうまく使って攻め、タプスコット選手や近選手にうまくボールを回して行きたいと思う。チーム状態は非常に良く自信を持って戦えている。昨日も勝つべき試合だったが、出来なかった。でも強いチームである青森に今日勝てたのはチームとしても良かったので、しっかり休んで信州戦にしっかり備えたいと思う。」
青森
佐藤HC
「今日は終始香川のペースで全部進んだと思います。ウチのチーム事情でいくと、館山が怪我で使えなかったというのが非常に大きく、そこのところで、悪いリズムが終始続いてしまったという部分と、今日は香川の近選手が非常に素晴らしいパフォーマンスをしていたと思います。そこをしっかり抑えれなかったのが敗因だと思っています。今日は良かった点もありませんでした。今日のゲームは忘れるしかないと思いますし、いくら振り返っても帰ってくるわけではないので、反省するところは反省してしっかりコンディションを整えて年内最後の試合がホームであるので、しっかり締めくくりたいと思います。」
【選手コメント】
#11タプスコット選手
「今日は良い勝利だったと思う。ゴールへの良いアタックが出来、それによってオープンショットもたくさん作れた。ゲームプランもきちんと遂行することが出来たし、チームにとっては本当に勝利が必要だったので良かったと思う。得点をすることは自分の仕事でもあり、日本でプレイしている3シーズン毎年コンスタントに点を取ってきている。得点を取ることに関して、自分は絶対の自信を持っているし練習でもそこを意識して取り組んでいるところが、きちんと結果に繋がっていて嬉しい。少し点を取れてなかった試合が続いたが、自分らしいゲームをすることを常に意識して取り組み、チームメイトもそれを信頼してくれている。コーチがこのチームに非常に適したオフェンスシステムを導入してくれていることによって、チーム全員がオープンになる機会も多い。特に自分の調子が良い時はディフェンスが自分に集中するので、他の選手がオープンになり、そこにパスを散らすことが出来る。それを彼らも決めてくれると更に自分もゴールへのアタックがしやすくなる。」
#13近選手
「まず今日の試合は出だしからチームで決められているディナイであったり、アタックすることであったり、そういったところを100%全員でやろうと言う気持ちを出してやりました。昨日もシェイが得点を取ってくれ、今日も点を取ってくれたことで彼にディフェンスが寄ってスペースが空き、アタック出来たことで点を取ることが出来ました。最初から迷わず行くことは決めていました。自分としてはシュートセレクションが良かったのかなと思います。チームが作ってくれて良いタイミングでパスをしてくれたことでちゃんとしたシュートが打てた。チームプレイが上手く出来たと思います。20点オーバーは久々だったので、自分でも嬉しいですが、コンスタントに15点取れればこのチームはもっともっと良くなると自分に課題をつけているので、この後が大事だと思っています。コーチからもいつも20点は目指せと言われているので、やっとコーチの期待に応えれたかなと思います。長野は今日の試合のようにタイミングの良いシュートだったり、パスも含めてチームプレイを100%出せれば絶対に2連勝出来ると信じている。ウチのチームは入りだと思っているのでそこを大事にしたいと思います。昨日負けてしまったことで、チームの連勝は止まってしまいましたが、その1戦1戦を大事にしていかなくてはいけないので、負けた後の2戦目の入りが特に重要だと思っていました。ただ、自分自身はあまり重く考えずいつも自分のリズムというのを大事にしている。練習からどれだけ試合に近いシューティングを出来るかにこだわり、大澤選手とシューティングに取り組んでいて、その大澤選手が100%という数字を出してくれたのも嬉しい。昨日と違って第2Qで外国人選手2人がきちんとボックスアウトをしてくれてリバウンドを取ってくれたことで、チームの流れを呼んだところがが勝機になったと思う。」
昨日も試合会場にてチームの勝利を後押ししてくださった皆様、スポナビライブにて観戦してくださった皆様大変ありがとうございました。
本当は5連勝したかったところではありますが、やり返すことが出来ました。
さて次はAWAYにて中地区の信州ブレイブウォーリアーズとの対戦です。相手も勝ち星がなかなか上がらず苦戦しているチームです。
AWAYではありますが、12月を勝ち越し出来るよう1戦1戦全力で戦います!
皆さん応援のほどよろしくお願いいたします!!