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【試合結果】2月12日(日)HOME バンビシャス奈良第2戦

いつも香川ファイブアローズへの温かいご支援、応援、誠にありがとうございます。

 

2月12日(日)に善通寺市民体育館にて行われた交流戦Vol.8 ホームバンビシャス奈良第2戦の試合結果をお知らせいたします。

 

【試合結果 BOX SCORE】

香川(KAGAWA)85 – 92 奈良(NARA)

1Q 20 – 15

2Q 18 – 25

3Q 26 – 23

4Q 21 – 29

 

 

【スターティング5】

香川: #11タプスコット選手、#13近選手、#15坂東選手、#19徳永選手、#41高田選手

奈良: #0本多選手、#9桝本選手、#13小松選手、#18加藤選手、#32オガデ選手

 

 

【主な活躍選手スタッツ】

香川

#11タプスコット選手 27得点14リバウンド4アシスト

#13近選手 20得点

#14フォーブス選手 8得点14リバウンド(9オフェンスリバウンド)

#19徳永選手 10得点7アシスト

#32ウィリアムス選手 9得点

 

奈良

#0本多選手 12得点

#13小松選手 16得点

#15寺下選手 14得点

#25平尾選手 6アシスト

#30ウッドベリー選手 22得点9リバウンド5アシスト

#32オガデ選手 18得点

 

 

【試合戦評】

■第1Q 20-15

先制点は奈良#32オガデ選手のインサイドから。香川もディフェンスで#11タプスコット選手がスティールからそのままレイアップに持ち込み返す。その後のディフェンスでも連続でスティールを奪い#13近選手のレイアップで追加点を決める。#19徳永選手の3Pも決まり出だしは良いオフェンスを展開する香川。続いて#11タプスコット選手のバンクシュート、そして#13近選手の3Pと続き、その後も奈良に8秒オーバータイムとスティールで止め、#13近選手の連続の3Pが決まり10点差とリードを広げる。奈良もタイムアウトを取りインサイドで点を取るも、再び香川がスティールから#19徳永選手がレイアップに持ち込みすぐに返す。奈良#15寺下選手のゴール下のシュートに香川#13近選手がファウルしてしまいバスケットカウントを与え、続けてきれいなパス回しから奈良に連続得点を奪われると次のオフェンスでも24秒以内でシュートを打たせてもらえず、徐々に奈良に追いつかれ始める。お互いに追加点を決め、5点リードで第1Q終了。

 

■第2Q 38-40(18-25)

先制点は香川#14フォーブス選手から#32ウィリアムス選手のインサイドのホットラインから得点。その後のディフェンスでもきっちりとリバウンドを守る香川。奈良の#32オガデ選手にミドルシュートを決められるもすぐに#14フォーブス選手のダンクで返す。しかし奈良の#30ウッドベリー選手に3Pを決められると続いて#0本多選手にもミドルシュートを決められ2点差と詰め寄られる。香川#32ウィリアムス選手がフックシュートを決め返すが再び奈良#30ウッドベリー選手に3Pを決められ1点差とされると、その次のオフェンスでもターンオーバーからフリースローを与えてしまい、逆転されてしまう。香川も#14フォーブス選手のパスが#11タプスコット選手に渡りゴール下で返すが、奈良の#13小松選手に3Pを決めらてしまう。香川も#11タプスコット選手の3Pで返し決めたら決め返し、フリースローと2Pで稼ぐ香川と香川のプレスを早いパス回しで掻い潜る奈良の一進一退の攻防が続くが、最後は再び奈良#30ウッドベリー選手に3Pを決められ、2点ビハインドで前半終了。

 

■第3Q 64 – 63(26-23)

後半の先制点は奈良#0本多選手のミドルシュートから。続けて#32オガデ選手にオフェンスリバウンドを取られ追加点。しかし香川も#11タプスコット選手の3Pで返すと#13近選手の鮮やかなフェイダウェイも決まり、しっかりと喰らいつく香川。奈良#13小松選手にドリブルで切り込まれ、#32オガデ選手の連続アリウープも出るが香川もフリースローできっちりと返していく。奈良に連続得点を取られるもファストブレイクから#13近選手が3Pを決め返す。奈良#15寺下選手にドリブルで切り込まれるが、パス回しから香川#8堀田選手が3Pを決め、それと同時にファールコールで得たフリースローを#19徳永選手が2本しっかりと決め逆転に成功する。続くディフェンスでも#13近選手がスティールを奪い、ミドルシュートに繋げ、追加点を取るとここで奈良はたまらずタイムアウトを請求する。再び#13近選手が3Pを決めて6点差とするが、奈良も#15寺下選手がドライブでバスケットカウントを奪い簡単には勢いに乗せてもらえない。続いて#13小松選手にもフリースローで追加点を奪われるが、香川も#19徳永選手がミドルシュートをねじ込む。その後のオフェンスで#19徳永選手がゴール下を外してしまうと最後は奈良#15寺下選手にブザーぎりぎりでミドルシュートを決められ1点リードと詰められ最終Qへ。

 

第4Q 85– 92(21 – 29)

出だし奈良のミドルシュートとスティールからのファストブレイクを奪われ簡単に逆転を許してしまう香川。香川も#32ウィリアムス選手がインサイドで返すも奈良#0本多選手の3Pと#13小松選手の3Pで7点リードとされる。香川も#11タプスコット選手が3Pで喰らいつくが、ここでフラストレーションの溜まった#32ウィリアムス選手が審判への抗議でテクニカルファールを取られ、その後も#0本多選手の3Pに#13近選手がファウルをしてしまい7点差とされオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明けせっかくもらったフリースローを2本とも外してしまう。#14フォーブス選手がオフェンスリバウンドからゴール下を決めるも奈良の#13小松選手に3Pを沈められ再び7点差とされる。香川は#14フォーブス選手がリバウンドで踏ん張り、チームファウルのかさんでいる奈良に上手くフリースローをもらい追いすがる。しかしここで奈良の#13小松選手にビッグ3を決められ苦しい展開。#30ウッドベリー選手、#11タプスコット選手と両エースがそれぞれ点を取り合い、#14フォーブス選手もセカンドチャンスで追加点をとると、#15坂東選手がスティールから直接3Pを放ち射程圏内に持ち込もうとするもシュートは決まらず、その後のファウルゲームも奈良にフリースローを決められ、そのまま試合終了。
 

■全体

試合の序盤ディフェンスから持ち前の早いバスケットを展開し、10点リードを奪うも第1Qの終盤に失速。第2Qも奈良の勢いを止めれず逆転されてしまう。香川も粘り1点ビハインドで前半を折り返すと、再び香川はディフェンスから近選手の3Pなどでリードを奪う。しかし逆に奈良が粘りを見せる。第4Qの出だしで連続得点から逆転されてしまうと奈良の連続3Pで7点リードとされる。試合終盤に差し掛かり、香川は相手のフリースローと#14フォーブス選手がこのQだけで6本のオフェンスリバウンドを奪うなど奮闘を見せ、逆転のチャンスを伺うがこれまでのプレスディフェンスで疲れが出てしまい、奈良の#13小松選手にビッグ3を決められ逆転には届かぬまま、またしても勝てるはずだった試合を落としてしまう結果となってしまいました。香川はスティールとリバウンド(特にオフェンスリバウンド)で相手を大きく突き放す数字を残し、シュート本数でも相手より16本も多くシュートを放ったものの、大事な場面でのフリースローやここぞという時のシュートが決めきれず、オフェンスの質の部分で課題の残る逆転負けとなってしまいました。

 

【観客数】463人

 

 

【HCコメント】

香川

ナバーロHC

「今日の試合は3Pへのディフェンスの部分では昨日に比べると非常に良い出来だったと思っている。第1Qからプレスディフェンスも機能し、走ることが出来たが、対戦相手もそれに対するアジャストが非常に素晴らしく、そこからウチがもう一度修正することが出来なかった。そこがこの試合を変えた大きな要因だったと思う。奈良はウッドベリー選手の加入後とそれまでのシーズン序盤とでは全く違うチームになった。彼はこのリーグの中でも素晴らしい選手の一人で、チームの他の選手のプレイもセットアップすることが出来る多彩なプレイヤー。彼がフロアにいる時間に他の選手へのマッチアップに苦しまされた。彼によって、彼の周りのシューターの選手へのディフェンスが非常に難しくなった。今日の試合の前に我々のプレスディフェンスの修正について選手と話し、2Qと半分の時間帯は上手くいったと思っている。勝っている状態で第4Qを迎え、勢いは負けていなかったと思っているが、ニカのテクニカルで自分達の勢いを失ってしまった。そこから奈良に走られ、試合を持って行かれてしまった。最近の8戦中6戦で接戦の試合だったが、勝ちきれていない要因として、西宮と群馬は別地区で1位2位のチームで、そのチームとアウェイでの対戦だったこともあり、負けてしまった。奈良は下位ではあるが先ほど言った通り、ウッドベリー選手が入ってからは全く違うチームになっている。我々は西宮と群馬に1点差のゲームは出来たが、その負けた要因はどちらも最後の4分間にあると思っている。我々はそういったゲームの勝ち方を見つけなければいけない。1プレイが本当に勝敗を分ける。自分達は自信を失わず、戦い続けなくてはいけない。来週もホームゲームだが、この1週間の練習ではどうやってオープンショットを作るかを含めたハーフコートのオフェンスにフォーカスしたいと思っている。この2試合ともに負けてしまったが、良いポイントもたくさんあった。今日も19個もオフェンスリバウンド取ることが出来たし、相手から10スティールを奪い、14ターンオーバーをさせることが出来た。スタッツの部分では良かった部分はたくさんあるし、選手達もスタッツに反映される良いプレイをたくさんしてくれた。しかし、勝てなかった。我々はこれまでも上位チームともクロスゲームを展開することは出来ているし、自分達が十分に戦える力を持っていると思っている。あとは本当に勝ち方を学ぶだけだと思っている。第3Qまではフリースローを12/14決めていたにも関わらず、第4Qで4 /10だった。ポゼッションでいうと大事な第4Qで3ポゼッションを失ってしまったことになる。それではどうしても勝ちきることは出来ない。我々は特に第4Qで気持ちの準備をし、そういった細かな部分を大事に出来るようにならなくてはいけない。」

 

奈良

衛藤HC

「スタッツからも分かるとおり負ける展開、負けゲームでした。負けゲームを本当に良く掴めたと思います。オフェンスリバウンドを19取られていますし、ターンオーバーが14、ターンオーバーからの失点も17ということでスタッツから見れば本当に負けゲームなんですけれども、選手1人1人がすごいアグレッシブに40分間戦ってくれたおかげで、何とかものに出来たんだろうと今は思っています。奈良からもこの寒い中たくさんの方が来てくださり、そのブースターさんの力も間違いなくあったのだろうと思いますし、内容はあまり良くなかったですけれども、しっかりと勝てたということをポジティブにとらえて今後に繋げて行きたいと思います。2月に入って負けなしの要因としては、色々な要因があると思いますが、一つはウチのチームの方向性がしっかり定まってきて、ディフェンスをしっかりアグレッシブにしかけてファーストブレイクに繋げるという展開がようやく身について来たところと、シーズンの前半戦の1月まででずっとクロスゲームを落としていたが、どうやったらクロスゲームをとれるか、勝ち方というものを選手が少しずつ理解して、表現してくれるようになってきた。それが大きな要因だと思います。新加入のウッドベリー選手はバスケットの部分という夜は普段の練習の雰囲気やチームの雰囲気の部分で、彼が今までのキャリアから良く口にする『Winning Culture(勝つための文化)』というものをこのチームに注入してくれている。そこが非常に大きいと思います。彼のスタッツよりもスタッツじゃない部分の貢献度が大きいと思います。今月ここまで負け無しで来ていて、前半戦苦しんだ部分、クロスゲームを取れなかったところをしっかりと取れてファウルゲームに追い込むところまで行ってますので、この流れをしっかりと繋げて、且つ目指す先はもっと上にありますので、ビルドアップしていきたいと思っています。」

 

 

この日も寒い中たくさんの方が善通寺までお越しくださり、選手に熱いブーストを送ってくださいました。大変ありがとうございました。またスポナビライブにてご観戦くださった皆様もありがとうございました。

 

今週末もホームが続きます。今週末は高松市総合体育館にて東地区2位の福島ファイヤーボンズ戦です。

強敵には違いありませんが、これ以上連敗を伸ばすわけにはいきません。

絶対勝ちたいと思いますので、皆様も会場にて選手の応援をお願いいたします!!

 

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