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【試合結果】3月11日(土)HOME東京エクセレンス第1戦

いつも香川ファイブアローズへの温かいご支援・ご声援、誠にありがとうございます。

 

3月11日(土)高松市総合体育館で行われたHOME東京エクセレンス第1戦の試合結果です。

 

 

【BOX SCORE】

香川(KAGAWA) 97 – 83 東京EX(TOKYO EX)

第1Q 21 - 23

第2Q 22 - 16

第3Q 33 - 19

第4Q 21 - 25

 

 

【スターティング5】

香川:#8堀田選手、#11タプスコット選手、#15坂東選手、#18前村選手、#19徳永選手

 

東京:#6長澤選手、#8西山選手、#12泉選手、#13ステファン選手、#18飛田選手

 

 

【主な活躍選手スタッツ】

香川

#11タプスコット選手 34得点11リバウンド5アシスト

#14フォーブス選手 10得点10リバウンド3ブロック

#15坂東選手 20得点

#19徳永選手 13得点5リバウンド

 

東京EX

#3エヴァンス選手 13得点

#6長澤選手 4アシスト

#8西山選手 8得点6アシスト

#13ステファン選手 31得点15リバウンド

#18飛田選手 13得点5リバウンド

#35ヘラルド選手 10得点

 

 

【入場者数】1627名

 

 

【試合戦評】

■第1Q 21 – 23

最初の得点は東京#12泉選手のミドルシュートから。しかし香川も#11タプスコット選手がダンクで返す。その後も#6長澤選手のミドルと#13ステファン選手のインサイドなど続けて連続得点を奪われ2-10と東京が先行する。苦しい香川も#11タプスコット選手がドリブル1対1からフリースローをもらい得点をとるが、逆に#13ステファン選手に3Pをいれられてしまう。しかし、ここから#13近選手が交代で入ったことにより、オフェンスに動きが出始め、#15坂東選手のミドル、そして#13近選手が自ら持ち込んで決めるなどじわじわと点差を縮めることに成功する。更にディフェンスからボールを奪うと、#19徳永選手から#11タプスコット選手への鮮やかなアシスト、そして#19徳永選手が自ら持ち込むなど、1点差まで追い詰める。#15坂東選手の3Pで同点に追いつくが東京も#13ステファン選手が柔らかいフックシュートを決め2点差で第1Q終了。

 

■第2Q 43 – 39 (22 - 16)

第2Qの出だしは香川#23モーガン選手がフリーになったところを3Pを決めて逆転からスタートする。しかし、すぐに東京#3エヴァンス選手にインサイドでセカンドチャンスを決められてしまう。香川はその後も#11タプスコット選手、#5溝口選手が連続して3Pを決めると、続けてスティールからファストブレイクにつなぎ5点リードとすると、ここで東京がすかさずタイムアウトを請求する。外国人選手を中心にインサイドを攻める東京に対し香川もドリブルアタックから得点を重ね、お互いに一歩も譲らない展開が続く。交代して入った#32ウィリアムス選手がインサイドで得点を決めてオフィシャルタイムアウトへ。OT明け両チーム共に1ゴールずつを決めると、香川はタフなディフェンスからオフェンスに繋げますが、これを決めきれず逆に東京にフリースローやファストブレイクで連続得点を許し、1点差に縮められてしまう。それでも#11タプスコット選手がインサイドで決めると続くディフェンスで相手を連続で止めてリードを保ったまま前半終了

 

■第3Q 76 - 58(33 - 19)

最初の得点は東京#13ステファン選手に決められるが、すぐに香川は#11タプスコット選手と#15坂東選手の連続3Pが決まり、東京の#13ステファン選手にインサイドで決められるが、それでも再び#15坂東選手のアウトサイドや#18前村選手の3Pなど香川のオフェンスも勢いを止まらない。東京も#6長澤選手、#18飛田選手の連続ミドルシュートが冴え渡りモメンタムを渡すまいと両チームの得点の押収となるが、それでも香川の#19徳永選手のバスケットカウント、このクォーターで完全にノリに乗った#15坂東選手の3P、そしてスティールから#18前村選手のファストブレイクが炸裂し13点のリードと主導権を奪うことに成功する。その後も香川のディフェンスは激しさを失わず、相手の得点を阻むと交代して入った#14フォーブス選手への#5溝口選手からのアシストが決まり18点リードで最終Qへ。

 

■第4Q 97 - 83(21 - 25)

勝負の最終Q。ここも出だしから香川の勢いのままスタート。#11タプスコット選手から#14フォーブス選手のダンク、そして#15坂東選手のドライブが決まり連続得点を奪う。しかし東京も#3エヴァンス選手のインサイド、そして#8西山選手の3P、連続得点を奪われると再び#3エヴァンス選手にも連続インサイド、そして#18飛田選手にアウトサイドも決められ15点差に縮められてしまう。オフィシャルタイムアウトを挟み、落ち着きを図りたい香川でしたが、東京に簡単に得点を許してしまいリードは11点に。その後お互いに次の点が入らない中、香川#13近選手に対する東京#12泉ファウルに対し東京チームのHCが抗議しテクニカルファウルとなる。このフリースローを#11タプスコット選手が1本入れるが、これに東京ベンチの指摘が入る。本来#13近選手の2フリースローから始まるべきところを先に#11タプスコット選手が間違えて打ってしまったとしてレフェリータイムが設けられ審判の協議の結果、2投のフリースローがキャンセルとなり、テクニカルファウルの1本のみとなってしまう。それでもこのフリースローを#11タプスコット選手がしっかり決めると、その後も試合残り時間1分でバスケットカウントを取りしっかりとエースの役目を果たしてここでお役御免。香川はその後も集中力を切らさず、最後まで落ち着いた勝ち相撲で1600名を超える大勢の観客を前に大勝利を勝ち取りました!

 

■全体

第1Q出だしは2-10とリードを奪われましたが、中盤からディフェンスで足が動き始めると#19徳永選手が起点となり、点数を縮め、第2Qのファーストプレイで逆転に成功します。その後も続けて連続3Pでリードを奪いますが、タイムアウト後に東京もインサイドを中心に得点を重ね、互角の戦いのまま前半を終える。後半先制点は東京に取られるも、そこから#11タプスコット選手と#15坂東選手の連続3Pが決まり、香川がペースを掴み始めます。東京も日本人選手の連続ミドルシュートで食らいついてきますが、#15坂東選手がこのクォーターだけで11点と奮起し、それに他の選手も加わり、完全に香川がモメンタムを奪います。最終Qも最初から香川の勢いは止まらず、連続得点からスタートする。途中大量リードから緩みが出たのか東京に連続得点を奪われ一時は11点差まで追い詰められるが、ここを集中したディフェンスで乗り切り、#11タプスコット選手がエースの働きも見せ、最後まで2桁得点差から追いつかれることなく香川がホームの大観衆を前に大勝利を見せるビッグゲームとなった。スタッツを見ると東京の外国籍選手の強力なインサイドに対しリバウンドの数や2Pこそ互角の戦いではあったものの、終始ゴールにアタックをしかけたことが功を奏し、フリースローを10本以上香川が多く打ち、要所で3Pも効果的に決めることでリードを奪うことに繋がった。ディフェンスから良いオフェンスが生まれ、ファストブレイクを多く得ることが出来た。ただ、やはりインサイドでは苦戦したところが見られ、相手にセカンドチャンスで得点を与えてしまっているところが気になるポイント。ここをいかに抑えれるかが一つのキーになってくるだろう。

 

 

【HCコメント】

香川

ナバーロHC

「第3Qで非常に良いディフェンスが出来たことで、オフェンスに繋がった。東京は順位で見るよりも遥かに力のあるチームだった。二人のビッグマンも非常にインサイドが強く、#18の選手などアウトサイドも良いシューターが揃っている。我々のゲームプランとしてはいかに相手の3Pを抑えれるか、そして早い展開に持ち込めるかというところだった。ニカと秀一が怪我の中で、我々はサイズとして小さくなり、相手にサイズとしてアドバンテージがある中で、自分達としてはオフェンスでスピードを活かしてゴールを狙うことを意識して戦ったところがフリースローの回数を多く取ることが出来たと思う。シーソーゲームの展開が続いたが、第3Qで自分達のペースを握れたポイントとしてどちらのチームもシュートが良く決まっている状況の中で、我々としてはまず効果的に点数を取られていたインサイドの得点を抑えるようディフェンスのシフトチェンジを図った。チェハーレスと相手のビッグマンのサイズの違いもあり、そこでのマッチアップは非常に分が悪いところがあった為、バックコートからプレスをしかけ、早めにトラップすることで相手のオフェンスのペースを早くして流れを変えることを狙った。東京チームのようにインサイドも強くアウトサイドのシューターもいるオフェンスの優れたチームをハーフコートで止めるのは非常に難しい。その為オールコートのディフェンスで勝負した。ただ、今日は大勢の観衆の応援も大きかった。今日の応援は本当に素晴らしかったし、その大きな声援は本当に選手の力となった。今日の試合のように、自分達のペースを掴みかけている時に更に応援が大きくなっていくことで、チームを更に後押ししてくれたと思う。この大勢のお客さんの前で、このような試合を出来たことはチームとしても非常に嬉しい。明日も大きなプランの変更はするつもりは無い。今日のプレスの仕掛けは非常に効果的だったし、3Pも33%、2Pも60%近くの確率で上手くシュートを決めることが出来た。そして25本フリースローも打つことが出来ている。こうしてオフェンスが上手くいった要因はディフェンスにあると思っている。今日は拓も10本打って20得点とオフェンスで非常に良く貢献してくれた。彼が今日の試合のようなプレイをしてくれるとチームとして非常に力になる。しかし、東京は非常に良いチームなので、我々は明日今日出来た内容よりも更に良いプレイをしなければいけないと思っている。まだフィルムを見ていないので分からない部分もあるが、今日は本当に良いバスケットが出来たのでゲームプランを変えることはしないものの、気持ちの面でしっかりとし、ミスをせず我々らしい戦いが出来る準備しなければいけない。」

 

東京EX

早水HC

「出だしは綺麗にパスが繋がってシュートを決めれて簡単に点数を取れたというところで甘さが出たと思います。そこから立て直せなくなり、簡単なターンオーバーで一気に点を取られてしまったと思います。97点は取られすぎだと思います。相手の#11タプスコット選手はリーグのランキングにも入る癖が無くて良い選手ですので、そこをいかにチーム全員で止めれるかというところになるかと思いますので、しっかり修正して明日戦いたいと思います。もう一度ビデオを見てみないと分からない部分もありますが、これだけ点数を取られている中で、起点になっているところをいかに持たす前なのか持たれた後にチーム全体で守るのか。まずはこの点数をいかに抑えれるかというところをもう一回考え直したいと思います。」

 

 

この日の試合は2階席が無料ということで、本当に沢山の方が会場に来てくださり、大観衆の前で勝利を届けることが出来ました。試合後のキャプテンの言葉どおり、皆様の大きな声援が本当に選手達の力となりました。会場にて応援してくださった大勢の皆様、そしてスポナビライブにて観戦してくださった皆様、本当にありがとうございました。昨日の勝利は間違いなく応援してくださった皆様のおかげです。

 

本日も2階席は無料となります。久しぶりのホーム2連勝を飾りたいと思いますので、これまで何度も見てくださってい方も、昨日初めて見られた方もご家族・ご友人をお誘いあわせの上、昨日以上のお客さんで会場をいっぱいにしていただき、選手の背中を押してもらえると助かります。

 

本日も応援よろしくお願いします!!

 

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