【試合結果】5月7日(日)シーズンラストゲーム HOME vs 熊本ヴォルターズ 第2戦
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5月7日(日)高松市総合体育館で行われた2016-17シーズン最終節HOME熊本ヴォルターズ第2戦の試合結果です。
【BOX SCORE】
香川(KAGAWA) 87 – 86 熊本(KUMAMOTO)
第1Q 16 - 24
第2Q 20 - 15
第3Q 13 - 22
第4Q 27 - 15
OT 11 - 10
【スターティング5】
香川:#5 溝口選手、#15 坂東選手、#19 徳永選手、#32 ウィリアムス選手、#41 高田選手
熊本:#2 古野選手、#7 小林選手、#11 福田選手、#20 ジェームス選手、#88 高村選手
【主な活躍選手スタッツ】
香川
#5溝口選手 10得点5リバウンド
#13近選手 23得点
#14フォーブス選手 17得点17リバウンド7ブロックショット
#19徳永選手 9得点
#32ウィリアムス選手 16得点15リバウンド6スティール
熊本
#2古野選手 18得点7リバウンド9アシスト
#7小林選手 15得点
#11福田選手 7得点6リバウンド
#20ジェームス選手 18得点16リバウンド3スティール4ブロックショット
#43ビュートラック選手 13得点8リバウンド3スティール5ブロックショット
#88高村選手 12得点
【入場者数】1525名
【試合戦評】
■第1Q 16 – 24
出だし両者最初の得点が中々決まらない。最初に決めたのは熊本#11福田選手のミドルシュート。しかし、すぐに香川も#32ウィリアムス選手がインサイドで返す。熊本も#20ジェームス選手がミドルシュートを決めてリードを奪われると、続けてスティールから#2古野選手にレイアップを決められ、さらに#88高村選手にもミドルシュートで一気にリードを広げられてしまう。香川も#15坂東選手がレイアップで返すも、#2古野選手に3Pを沈められ11-4とリードを広げられる。#19徳永選手のフリースローと#41高田選手のミドルシュートで差を詰めるが、それでも熊本#11福田選手のミドルシュート、#7小林選手の3Pで勢いは止まらず主導権は熊本が握ったまま。その後も高確率でシュートを決めていく熊本に対し、香川はオフェンスのリズムをうまく作れず点差は開いていく。終盤ルーズボールを全員で追いかけ#13近選手の3Pに繋げ8点ビハインドで第1Q終了。
■第2Q 36 – 39 (20 - 15)
スタートは#14フォーブス選手のインサイドで香川が先制すると、続いて#13近選手の3Pで点差を縮めることに成功する。熊本#43ビュートラック選手にインサイドで返されるが、香川は#13近選手がドリブルで熊本ゴールにアタックをしかけフリースローをもぎ取る。その後もハードなディフェンスで相手ボールを奪う香川だが、中々得点には繋がらず、逆に熊本#12高濱選手に3Pを決められると、その後も#43ビュートラック選手に連続得点を奪われ再び8点差に戻される。それでも全員ディフェンスで相手の攻撃を阻むと#13近選手のフリースローに加え、#14フォーブス選手がインサイドで自らオフェンスリバウンドを得点に繋げ差を4点に縮めてオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明けの熊本のオフェンスも集中したディフェンスで阻止すると、#32ウィリアムス選手が綺麗なフックシュートで更に点差を縮める。それでも熊本は焦った様子もなく#2古野選手がミドルシュートを冷静に沈めるが、香川は#32ウィリアムス選手の豪快なダンクで差を詰めると#5溝口選手の3Pで逆転する。またしても熊本#2古野選手にブザーぎりぎりでミドルシュートで返されるが、ここも香川#32ウィリアムス選手がターンアラウンドフックで決め返す。お互いリードの奪い合いのまま前半残り1分半で香川がタイムアウトを取る。タイムアウト明け香川のオフェンスが成功しないで終わると熊本#2古野選手と#20ジェームス選手の連続ミドルシュートで再びリードを広げられ3点ビハインドで前半終了。
■第3Q 49 - 61(13 - 22)
後半の出だし最初の得点は熊本#20ジェームス選手のインサイドから。続けて香川はボールを失うと#2古野選手のレイアップで連続得点を奪われる。香川も#15坂東選手が3Pでお返しすると、#19徳永選手のミドルシュートで連続得点を奪う。しかし再び熊本#20ジェームス選手のフリースロー、そして#11福田選手のミドルシュートと連続得点を奪われると、更に#2古野選手のバスケットカウントで点差は9点に広がる。それでも香川もデイフェンスで連続して熊本のオフェンスを止めると点差を6点に縮めるが、それ以上が詰めきれない。熊本は#88高村選手の連続得点で再びリードを10点差とされるも、香川も#14フォーブス選手のプットバックダンクと#13近選手のフェイダウェイシュートで6点に戻す。しかしまたしても#2古野選手に決められると#88高村選手のフリースローも決まり、10点差に戻され最後に#20ジェームス選手にミドルシュートで点差を12点差とされ最終Qへ。
- 第4Q 76 - 76(27 - 15)
最初の得点は香川#5溝口選手がミドルシュートを決める。すぐに熊本#43ビュートラック選手にレイアップで返されるも、#0大澤選手がバスケットカウントをもらって点差を詰める。再び熊本#7小林選手に3Pで返されるも香川も#14フォーブス選手がリバウンドからショットを決めるが、続くオフェンスで再び#7小林選手に3Pを決められ点差は12点のまま。再び香川が#14フォーブス選手の連続得点で点差を一桁に縮めると、ここで#14フォーブス選手が体を張ったプレイでオフェンスチャージを取り、そのオフェンスで#13近選手がミドルシュートを決め点差は7点差に。その後も香川は熊本のオフェンスを寸でのところで抑えると#19徳永選手のフリースローもきまり5点差に。更にここで熊本#43ビュートラック選手のレイアップを#14フォーブス選手がスーパーブロックで抑えるとそれを早い攻めに持ち込み#13近選手がファウルをもらいフリースローで4点差に。熊本の#43ビュートラック選手にレイアップを返されるが、ここも#19徳永選手がレイアップで4点差に戻す。残り3分熊本の#20ジェームス選手のフリースローで5点差となるが、#14フォーブス選手がリバウンドを押し込み3点差とすると、次の熊本のオフェンスも#14フォーブス選手がブロックで阻み、これを早い攻めに持ち込むと#19徳永選手からコーナーの#5溝口選手にアシストが渡りこれを沈めて遂に同点に追いつく。残り2分で再び#20ジェームス選手のフリースローとなるも、ホームの大歓声が1本阻む。その次のオフェンスで香川はシュートを決めれずに終わるが、そのディフェンスを執念で阻止すると、#14フォーブス選手がオフェンスリバウンドをねじ込み逆転に成功。続くディフェンスも抑え、#19徳永選手がファストブレイクに持ち込み3点差とする。残り1分タイムアウトをとった熊本の#43ビュートラック選手が3Pを沈め同点とされる。最後の両チームのオフェンスは決まらないまま同点で延長戦へ。
- OT1 87 - 86 (11 - 10)
延長戦最初の得点は熊本#7小林選手の3Pから。香川も#32ウィリアムス選手がインサイドで返すが、次のオフェンスで熊本#20ジェームス選手にミドルシュートを決められる。次のオフェンスで#14フォーブス選手がインサイドを決めるも熊本#20ジェームス選手にフリースローを2本決められる。それでも香川は#13近選手がミドルシュートで返すが、再び#20ジェームス選手にフリースローを与えてしまう。ここで#14フォーブス選手のファウルが4回目となる。しかしこのフリースローも大歓声が抑えると、ここで#13近選手の3Pがネットを揺らし香川が逆転に成功する。その次のディフェンスも止めると続いて#5溝口選手のミドルシュートが決まり4点差とする。それでもあきらめない熊本は#7小林選手が3Pを決め1点差に。残り40秒から始まった香川は最後のオフェンスを止められるが、このディフェンスを大観衆のブースターと一緒に抑え香川が1点差で試合終了。香川がホームの最終戦で見事なクロスゲームを勝ちきった。
- 全体
香川は絶対的エースの#11タプスコット選手、そして熊本もインサイドの両軸である#1中西選手と#22ウォーレン選手、そしてアウトサイドの#13神原選手とお互いの主力選手を欠く中、前日に引き続き多くのブースターの前でホーム最終戦を勝ち星で締めくくりたい香川とプレイオフ進出に最後の望みを繋ぐため絶対に負けられない熊本の両者維持と維持をガチンコでぶつけ合うBリーグの歴史の1ページに刻まれるにふさわしいビューティフルゲームとなった。第1Qの序盤から熊本のディフェンスを攻略できず苦しむ香川に対し、そのディフェンスから良いリズムでオフェンスを展開し、高確率で得点を重ねていく熊本がリードする。第2Q香川はディフェンスで徐々に足が動き始めアウトサイドでは#13近選手、そしてインサイドでは#14フォーブス選手、#32ウィリアムス選手が躍動し逆転に成功するが、前半終了間際で熊本に連続得点を許し熊本リードのまま後半戦へ突入する。第3Q再び熊本のオフェンスを止めきれずファウルが重なる香川はオフェンスでも得点出来ない場面が続き、再び熊本にリードを12点に広げられ最終Qへ。追いつきたい香川ですが、点差を縮める度に#7小林選手が3Pでひっくり返す熊本。それでも香川は#14フォーブス選手がインサイドでの得点だけでなく、オフェンスファウルやブロックショットで幾度となくピンチを救うと、それを早い攻めに繋いで次々と点差を縮め、#5溝口選手のコーナー3Pで同点に追いつく。続く熊本のフリースローを大声援が1本阻むと#14フォーブス選手のタップダンクと#19徳永選手のファストブレイクで試合時間残り1分で3点リードする。勝利はすぐそこと思われたが、熊本#43ビュートラック選手に3Pをねじ込まれ同点となり延長戦にもつれ込む。お互い最後の力を振り絞る延長戦。出だしは熊本キャプテンの#7小林選手が3Pで先制する。その後お互いに点を交換し1点差で熊本#20ジェームス選手のフリースローの場面。ここで再びホーム香川の大観衆の強い願いが影響し2本とも阻むと前を走っていた#13近選手がボールを受けた後1歩下がって3Pを沈め、香川が逆転すると会場は大歓声に包まれる。続いて#5溝口選手も追加点を奪い4点差とするが、ここでも熊本のキャプテン#7小林選手が最後の執念で3Pを沈め1点差に。試合時間残り40秒、香川のオフェンスは止められ残り20秒で熊本が最後のオフェンスポゼッションを得るが、1本目を#14フォーブス選手がブロックショットで阻むと、残り2秒でサイドラインの熊本の攻撃もホームの大観衆が力となりシュートは外れて香川の勝利で幕を閉じた。
フォームの始まり
【HCコメント】
香川
ナバーロHC
「今日の第4Qやオーバータイムに見せたディフェンスがまさにチームに必要なものでした。我々は第4Q良く走れて最後リードすることができましたが、熊本に大きな3Pを決められ延長戦に持ち込まれた後、延長戦の前に選手達にはオーバータイムはより良いディフェンスの出来た方が勝つと伝えた。その言葉通り、選手達は素晴らしいディフェンスしてくれた。自分自身としては今日はどのような試合になるか正直予想もつきませんでした。シェイがいないということで全く違うチームとして戦わなくてはいけない中で、選手全員が本当に一丸となってディフェンスをしてくれて勝利を掴み取ってくれた。実際のところ今日は熊本はレジー選手や中西選手、そしてシューターの選手といった主力の選手を欠いた状態でしたが、そういったいつもと違うチームと戦うというのは自分達としては逆にスカウンティングレポートに載っていない選手が出てくるということで非常に難しくとても危険な場合が多い。それでも今日は選手にどんな状況であれ我々はホーム最終戦でたくさんのブースターに勝利を届けなければいけないと伝え、選手達はそれに応えてくれた。このチームは2ヶ月前とは全く違うチームになった。アウェイで島根に勝利をしてから我々はこのリーグの中でも難しいと言われている西地区内で勝率5割で戦えるようになった。プレスディフェンスを使い早いバスケを展開するというチームのスタイルを見つけてからは少しずつ自信を持ってプレイすることが出来るようになったが、それが見つけられるまで2ヶ月を要したが、それでも自分はこのチームに満足しているし、特にこの最後1ヶ月は選手も非常に良く頑張ってくれたと思うし、最後も勝利できてとても嬉しい。このチームにはキャプテンであるリンタロウが非常に大きな存在となっている。数ヶ月前にプレイオフの道が経たれた際も、多くのチームや選手が戦うことを止めてしまう状況の中でも我々の選手達はそうじゃなかった。全ての試合がまるでプレイオフかのように全力で臨めたのは彼のリーダーシップがあったからこそだと思う。彼は本当に我々のリーダーとなってくれた。我々は毎日毎試合更に高みを目指していく、それこそがこのシーズンの最大の目標だった中で、毎試合、毎日の練習で更に上を目指し、最後の試合で1番最高のゲームをすることが我々のゴールだった。もちろんその最後のゲームが優勝決定戦であれば尚良かったが、それでも自分は本当に高松、香川、そしてこのチームが本当に好きで兄弟だと思っている。11ヶ月という長いシーズンの中で、多くの時間をチームの皆と共に過ごしてきたが、彼らは全員が素晴らしい選手でありプロフェッショナルだった。来シーズンどうなるかは分からないが、自分は本当にこの街もこの球団も心から気に入っているし、来シーズンも戻って来たいと思っています。自分は本当にこのリーグを発足した日本のバスケ協会を素晴らしいと思っている。まず同じ国内に2つのTOPリーグがあること事態おかしな状況だが、その2つを一緒にしたというのは本当に大きな一歩だったに違いない。そして上に上がるチーム、そして下に下がるチームが両方あるべきだと思う。B2リーグデ言うならば、島根はB1に行くべきチームだし、それに続く広島・熊本もB1 に行くのにふさわしいチームだと思っている。と同時に今B1にいるいくつかのチームはB2にいるべきチームだとも思っている。こうして最初の年から、入れ替えが起こるこのシステムが非常に自分は気に入っている。何故なら自分は現時点で、B1のチームとB2のチームでそれほどまでに大きな違いは無いと感じているし、島根も日本のどのチームを相手にしても遜色ないチームだと思う。とにかく今のBリーグのやり方がベストな選択だと思います。リーグ全体の中でも3強のチームが同じカンファレンスにいるということも1年目だからこそだと思っている。それは誰も予期出来るものではないしね。我々香川としてはその3強のチームと1節多く8回3チーム合わせて24試合戦わなくてはいけない中で、非常に苦しいスケジュールだったと思うが、それでも最後の2ヶ月はそのチームとも対戦がある中でも勝率5割をキープすることが出来た。チームとしても島根に勝ち、広島にも勝ち、そして熊本にも勝利することが出来たことは全チームと戦えるという非常に大きな自信となった。それもこれも全てはブースター無くしては出来なかったことであり、チームにとってブースターは全てだと思っている。今日のような試合を彼らの前のでお見せすることが出来て本当に嬉しく思うし、気持ちの込もったプレイを今日してくれた選手達を誇りに思う。」
熊本
保田HC
「昨日のゲームによって向こうウチも主力選手もお互いに欠く中で、香川さんにとっても最後のホームゲームをしっかり勝利で終えたいというところもあったでしょうし、僕達の試合30分後に広島さんが愛媛相手に戦っている中で、僕達としてはしっかり勝利した後で、広島さんがどういう形でレギュラーシーズンを終えるのかを見て終えられるのが本望でしたが、終始リードするところは多かったものの、完全にゲームを掌握するというタイミングはこの2日間無かったと思います。昨日も後半あたりと今日も途中相手にゲームの主導権を渡してしまった一つの要因としてインサイドでの得点が非常に大きかったと思います。それに連なって最後の延長戦ではアウトサイドの選手達も思い切ってシュートを打てるようになってきましたし、非常に残されている選手達の力が最大限に発揮されたのではないかなと相手チームながら思っています。僕達はインサイドを中心に戦ってきたわけですが、僕達も元々#22レジナルド・ウォーレン選手であったり、今日は昨日の脳震盪で中西選手が出場できない中で、これまで中々チャンスの無かった#88の高村選手がこのゲームでたった20分間で2桁得点してくれたことで、非常に円滑に第1と第3Qを勝ちに進めてくれていましたが、変わって入った外国籍選手にインサイドを取られた部分があったと思います。僕の方でももっとやれることももちろんあったでしょうし、中々ローテーションが上手くいかない中で、選手間でフラストレーションを溜めてしまった時間もあったりと難しい後半戦だったと思います。それでも戦えたところは選手にも誇りに思ってほしい。B1に1年で昇格するということを目標にやってきたわけですが、当初43勝の目標もキリが悪いので45勝を目指していくと決めた最低ラインの目標は達成できました。熊本地震の復興のシンボルになるというところから立ち上がったこのチームで、やはり非常に大きな重圧の中で戦ってきた部分もあると思います。その中でも戦い続けた選手達を誇りに思いますし、この60試合のタフなシーズンを戦い抜いたことにしっかり胸を張って共に熊本に帰れたらと思います。僕はこのチームの2シーズン目からアシスタントコーチとして、そして今年HCに就任して3年間いますが、今年は特に熊本地震があり、バスケット以外の絆から始まったシーズンでした。僕達もブースターさんに対する想いがあり、逆にブースターの皆さんから熱い応援をいただき、特に前節の広島とのHOME戦で満員以上のお客さんの前でああいう形で接戦に持ち込むゲームを作れたというのは僕達だけでなくやはりファンの方の割れんばかりの声援があったからこそだと思う。本当に今シーズン僕達だけではやり切れなかったシーズンだった。当初からの復興のシンボルになるという目標について、そこまでやり切れたかという点に関しては皆さんに評価・判断していただいて、僕達熊本ヴォルターズ自身のB1昇格の夢は今シーズンだけではないので、また来シーズンも引き続きそこを目標にしてしっかり戦っていきたいと思います。熊本地震の被害はまだ癒えない中ですので、僕達がそこを引っ張っていけるように、スポーツの力を借りてやっていきたいと思っています。何より僕自身もこのチームにしかもHCという形で残していただいたのはファンの皆さんとの繋がりがあってこそだと思っています。4月に地震があってから、約1ヶ月間益城総合体育館で住み込んでいましたが、チームが存続の危機の中でも声をかけてくれた人達や残ってほしいと言ってくれる人、復興のシンボルになって欲しいと声をかけてくれたGM、一度は断ったこのHCという大役を担わせていただこうと思わせてくれたのはやはり皆さんのおかげと思っています。また来年も引き続き応援していただきたいと思っています。今シーズン広島さん相手にも得失点差でプラスという引き分け以上のところまで行きましたし、島根さんには4勝2敗という形で勝ち越せましたが、やはり長いシーズンの途中で、13連勝の後上手く連勝出来なくなってしまった時期があったのは悔やんでも悔やみきれないです。でもそこは各々がまたこれから熊本ヴォルターズでプレイするのか他チームでプレイするのか、まだ来シーズンは分からないですが、今回得た選手としての経験、僕らコーチングスタッフとしての経験は生かしていかなければいけないと思います。非常に近いようで遠かったです。逆に遠いようで近かったとも言えますが、どちらかと言うと僕は前者の方に感じています。特に後半。でも良くここまで粘ったなと。周りも付き合ってくれた部分も少なからずあったと思いますが、本当に踏ん張らなくてはいけないところで踏ん張ったし、他に僕達を何か後押ししてくれたものもあったと思います。そういう力も借りながらここまで来れたのは非常に光栄だと思っています。」
シーズン最後の試合、シーズン最大のブーストで一緒に戦ってくださり本当にありがとうございました。
このシーズンも皆様の応援に助けていただいた場面が何度もありましたが、この日はまさに皆様の声援が大きな力となって選手一人ひとり一つ一つのプレイに宿り、まさにシーズン最後にふさわしいシーズンベストゲームを勝利という最高の結果で締めくくることが出来ました。
今シーズンを通して香川ファイブアローズを応援していただき、心から感謝申し上げます。
決して満足のいく結果を残せたわけではなく、ホームでも遠いアウェイの会場でも駆けつけてくださった皆様に勝利で恩返し出来たことも多くはありませんでしたが、それでも会場に来て応援し続けてくださった皆様は香川ファイブアローズにとって本当にかけがえのない存在です。
そしてその多くの皆様と一緒に会場が一つになって戦うことが出来た最後の試合、皆様が送り続けてくれた大歓声と勝利した瞬間の笑顔は忘れることはありません。
皆様の応援無くしては今シーズン戦いきることは出来ませんでした。
来シーズンまでしばし間がありますが、今シーズン応援してくださった皆様とまたホーム会場にて笑顔でお会いできることをチーム全員心から願っています。
今シーズン本当にありがとうございました!!
これからも香川ファイブアローズをよろしくお願いいたします!!